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2021年11月19日

●器を大きくするために

以前、金光英子先生からお聴きした内容ですが、金光図書館が合言葉とされていることに、【3つのことは言いません】というものがあられるそうです。その3つとは@「ありません」A「出来ません」B「知りません・分かりません」のこと、それらを言わないように心掛けておられるということです。

★利用者の方が探している資料が、金光図書館にない時には、「ありません」と言わずに、「お探ししましょう」と提案されるのです。例えば、視覚障害のある方が求めておられる本に、点字のものがない時には、「作りましょう」というように、時間や手間を惜しまずに、点字の本を作るよう努力なさるそうです。また、「出来ません」と言わずに「ここまではさせて頂きます。あとはどうすればよろしいでしょうか?」と尋ねられるということです。また、図書館の職員の方々が、ご存知ない資料に関しての質問には、「知りません、分かりません」と言わずに、「教えて下さい。聞かせてください」とお伺いなさり、少しでも利用者の方のお役に立つことを願われ、さらに幅広くお役に立たれるためのきっかけとなさっておられるのです。

★図書館でも、利用者の方々のほうが、広い知識を有しておられるということが、あるそうですが、お商売でも同じだと思うのです。お客様の方が、新しい情報を持っておられ、知識が豊富で、良く分かっておられるから、それを求めておられるということがあるのです。商品を扱っている店の方々が「教えて下さい、聞かせて下さい」と言えば、自分自身が情報を仕入れることが出来、扱うものが幅広くなり、お商売の幅も広がっていくことになるのです。自ら求めて仕事の質の向上を心がけていくということは、自分の中身に磨きをかけていくということであり、そうした姿勢の方のところに、人が集まってくるのです。より一層に技術が向上し、扱うものが広がり、知識も教養も広がっていくことは、自分の器の広がりに繋がっていくのです。それは有難い縁に従っているのですね。

★縁に従うというのも、良い縁に従わねばなりません。私達はお願いさせて頂く中で、良い人・お土地・家・仕事・取引先との縁が、広がっていくようにお願いさせて頂くのです。そうしますと、自分自身がより一層、良い方向へ導いて頂くようになっていくはずです。
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:39 | 令和3年の「み教え」