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2021年09月08日

●表行よりも心行をせよ

三代金光様の御時代の事です。お風呂に入られた際に、お湯が沸いておらず、水風呂の状態だったという事があられたようです。その時に三代金光様は何も仰っしゃらず、常のように入浴をなされたということです。御用の方が後で調べますと、水風呂であったことが分かり、三代金光様の所へ行かれ、お詫びをなさったところ、三代金光様は「あなたもお疲れでございましょう。」と仰せになられたというお話です。三代金光様は、ご家庭でもどこでもご自分の感情を表に出されることなく、心行に取り組まれ、我を放す稽古を徹底なさり、神様に心を常に向けられて、御礼を申して生活をなさっておられたことを教えて頂くのです。

★水風呂であってもいつもと変わることなく、お風呂に入らせて頂いて一切不足がないということはなかなか出来ることではありませんね。心行の稽古を積み重ねておりませんと、お風呂が沸いていなければ、家族に対して「お風呂が沸いていないじゃないか!」と一言、言ってしまいがちです。恥ずかしい事ですが、私もその覚えがあります。お互いに足りない部分があるのですから、足りないところは足せばよいのですが、それぞれが我を出してしまうものです。どんな瞬間でも、神様に心を向ける稽古をさせて頂いておりますと、何か事が起きてきた時に心が乱れることなく、心行として取り組ませて頂くことができるはずです。

★現在も、新型コロナウイルス感染拡大防止という観点から、緊急事態宣言が発令され、自粛生活を送ったり、新しい生活様式を取り入れさせて頂いております。そうした中で、今まさに心行を実践させて頂く良い機会であると思わせて頂きます。与えて頂いている環境で、自分の心の中に深山幽谷を作り、人や物や出来事に対して不足に思わず、足りない所は足し合い、不自由を行とさせて頂きましょう。

★『世の中に表行はだんだんする人があります。寒行して拝んで歩行しておる人もあるが、心行というて、人を不足に思わず、物事に不自由を行とし、家業を潔く勤め、分相応を過ごさぬよう倹約をし、だれにも言わずに行えば、これが心行である。』
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:30 | 令和3年の「み教え」