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2021年08月23日

●何事にも無理をすることなく、我を出さない稽古 

私が大学時代のことです。幹部となって夏にクラブの合宿があり、その合宿の締め括りにOB会が開催される予定でした。

★先輩方に恥ずかしい状態は見せられないという気負いがあったのでしょうか。合宿が始まった初日の事です。練習中に私は指に怪我をしてしまいました。しかし、その怪我を押して練習しておりましたら、次は肩を床に打ち付けて痛めてしまい、肩を上げようとしても上がらなくなったのです。初めは小さな怪我から始まったのですが、我を出して無理を通しておりますと、中程度の怪我をしてしまったのです。それからは、まともに練習に参加できず、ボール拾いや準備や後始末等、支え役に回りました。中心になって動かなくてはならない時に、思ったように活動出来ないということは、何とも言えないくらいに辛く、忸怩たる思いで歯がみをしていました。

★それでも一日、二日、三日と日が経ちますと、段々と肩が上がるようになり、また練習に参加しておりました。すると、無理に無理が生じ、最終的に左足首靱帯損傷という、大きな怪我をしてしまったのです。一ヶ月半ギブスをはめ、全く動けない状態になり、まともに歩けるようになるまで、三ヶ月もかかったのでした。

★焦りや不安によって「自分がしなければ…!」と我を通したため、次の中程度の怪我をし、まだ我を通そうとしましたから、大きな怪我をすることになったのです。最初は、指から始まった小さな怪我の時に、神様からお気付けを頂いていたにもかかわらず、こういう事態に陥らなければ気付かなかったのです。そのことを体験させて頂いて、今まで、まともに動かせて頂いていたこと、周囲の方々にお世話になって、毎日の生活が成り立っていることを、改めて分からせて頂いたことでした。

★何事も、神様にお願いしてさせて頂くところには、神様がさせて下さいますから、無理が生じません。「自分が!自分が!」と我を出しますと、どこかに無理が生じてきます。そういうことが無いように、一つ一つのことを丁寧に神様にお願いをして、小さなことから大きなことまで、御祈念をしながら、落ち着いて取り組むようにさせて頂くことが大切です。その中に、神様から教えて頂いていることに自ずと気付かせて頂いたり、人から直接教えて頂いたり、周囲の人々に様々な形で協力して頂けるようになってくるのです。

★『何事にも無理をするな。我を出すな。わが計らいを去って神任せにせよ。天地の心になっておかげを受けよ』
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:51 | 令和3年の「み教え」