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2021年08月15日

●代を重ねて現わされる

以前、あるお家で、お国替えになられたお父さんの年祭をお仕えさせて頂きました。そのお父さんはご生前中、大変字が上手なお方でした。お献備に書かれる字も大変達筆で、いつも感服しておりました。そのお方が、年賀状の時期になりますと、縁のある会社から依頼されて、年賀状の代筆の仕事を引き受けてなさっておられたのでした。しかも何百枚どころではなく、千枚以上を引き受けて、11月頃から一枚一枚丁寧に書かれたのでした。

★そのお方がお国替えなさって、お祭を仕えさせて頂いた時に見せて頂いたのですが、その方のお父さんもお爺さんも素晴らしい字を書いておられ、代々達筆な家であられたことに驚きました。さらに感心致しましたのは、その方のお孫さんが、また素晴らしく字も絵も上手だったのです。素晴らしい能力を受け継いでおられ、そのご先祖が積み重ねてこられた稽古の中身が。受け継がれているのです。ずっと稽古なさってこられたことは、その方だけに留まらず、次の代、次の代へと受け継がれ、有難い能力として発揮されるのです。それを見せて頂いて、代々受け継がれている素晴らしい技能に大変感心し、有難いことだなあと、神様・霊様方に御礼を申させて頂いたことでした。その働きというものは、決して消え去るということはないのですね。

★ご信心のお徳も同じことです。「徳」というのは「ご信用を頂く働き」というご意味です。神様からご信用頂いて有難いお徳を頂いているのです。「あの人は人徳があるなあ…」という方があられますが、そのお方の人徳とは、人から信用を頂いている働きの事です。また、ご神徳を頂いているということは、神様からご信用を頂いているということになるのです。

★親・御先祖が積み重ねて下さったお徳や、残して下さった功績は、子孫までも伝わってゆきます。さらに、身に付けて下さった能力は、有難いことに子孫までも伝わってゆくのです。それを自覚してさらに練り上げてゆくことを、私達子孫がして行きますと、より一層素晴らしいものが身に付いて、離れないようになってゆくのです。

★『先の世までも持ってゆかれ子孫までも残るものは神徳じゃ。神徳は信心すればだれでも受けることができる。みてる(尽きる)ということがない』
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:46 | 令和3年の「み教え」