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2021年07月20日

●自分自身の至らなさに気付かせて頂く

明治時代の優秀な政治家であった、学者である大隈重信というお方は、大変頭が良く理解も早いのですが、癇癪持ちであられました。そんな大隈重信氏に対して、親友の五代友厚というお方が、手紙で忠告されたのです。「親友として、敢えてあなたの短所を挙げて、あなたの為に真心から忠告します。どうぞこの5カ条を守って下さい。」
第1条、あなたは、一を聞いて十を知る程に賢いけれども、たとえ愚説愚論だと思っても、人の話は最後まできっちりと聞いてあげて下さい。
第2条、あなたの部下の人の意見と、あなたの意見とが合った時には、「あなたの意見はもっともです。あなたの意見を取り上げましょう。」と相手を賞し、立ててあげて下さい。
第3条、怒りを含んだ言葉、罵詈雑言は慎んで下さい。人の上に立つ人間が怒鳴っては、見苦しいものです。あなたの徳性を失います。
第4条、会議や話し合いでは、参加している多数の人の意見が、およそ固まった時まで待って、あなたが決断して下さい。そうすれば、あなたの決断に対して、皆さんの協力が得られるでしょう。
第5条、あなたが気に入らない人は、その人もあなたを気に入りません。自分が気に入らない人にこそ、丁重に真心で親しく交際を広めて下さい。]大隈重信氏は真心から諌めてくれた親友に感謝なさり、この進言を守られ、努力なさったそうです。

★私達には、皆夫々に良いところがありますが、まだまだ至らないところもたくさんあります。年齢が高くなり、地位が出来て来ても同じことで、完全無欠な人間はおりません。出来ているところは神様に御礼申し、大いに喜ばせて頂いて、出来ていないところは、しっかりと改まらせて頂くのです。これで完成ということはありません。「まだまだ至りません、出来ていないところばかりです。」と自分の至らないところを見つめ直し、己の心に打ち克って、人の良いところを見て、口に出す稽古に励ませて頂きましょう。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:09 | 令和3年の「み教え」