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2021年07月11日

●神様とのお約束

 7月10日は、伊藤ハル刀自(二代教会長伊藤コウ師の御母堂)の御命日でした。伊藤家の信心の礎を築いて下さったお方ですが、金光教にご神縁を頂かれる以前は、3人の娘さんも身体の弱い、病人が多い家でした。

★二代教会長・伊藤コウ師は、13才の折に肋膜炎と腹膜炎を併発なさり、高熱が出て骨と皮だけに痩せてしまわれ、医師も匙を投げる程の重症になられたのでした。ハル氏は、神様に「これまで親としての育て方が間違っておりました。神様の大切な氏子を預からせて頂いておりながら、大きくなれば家の為に、ああもしてほしい、こうもしてほしいと、勝手なことを考えておりました。元気にならせて頂いたあかつきには、成長後も伊藤の家の為には使いません。神様の御用にお使い頂けるような人間に育てさせて頂きますから、神様のおかげによりまして、生き永らえさせて頂きます様に」と、神様にお詫びを申され、お願いなさいました。ハル氏の一心の願いと、改まったご信心・ご修行により、コウ師は骨と皮のガリガリの体で、お腹だけは腫れているという、死に瀕している状態から2週間で全快のおかげを頂かれたのでした。

★ハル氏は、コウ師に師範学校へ入ってもらいたいと、強い願いを込めておられました。しかし、コウ師は、「どうあっても女学校へ入りたい!」と思われ、ハル氏のお言葉を振り切り、清水谷高等女学校へ受験の願書を提出されました。受験当日、コウ師は試験会場の門前で、受験票を忘れて来たことに気付かれ、急いで帰って受験票を持って引き返されました。しかし、数学の時間は余すところ僅かとなっており、満足な解答が出来ず、不合格となられたのでした。翌年、コウ師は師範学校を受験して合格され、四年間一日の欠席もなく、優秀な成績で卒業されたのでした。

★コウ師の女学校不合格について、ハル氏は「おかげや!おかげや!」とずっと仰っておられたということです。なぜなら、ハル氏は、神様とお約束なさった「伊藤の家のためには使いません。神様の御用にお使い頂ける人間に育てさせて頂きます。」という神様にお約束したことを守らせて頂きたい、との思いがあられたからです。

★病気が治れば、神様とのお約束を忘れてしまい、身勝手な生活に戻ってしまいやすいものです。しかし、ハル氏は、どんなことがあられても神様とお約束なさったことを、生涯守り通され、願い続けられたので、コウ師は初代教会長先生とのご縁を頂かれ、阿倍野教会の創設が実現出来たのです。

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:57 | 令和3年の「み教え」