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2020年12月31日

●真心が神様に届いてゆく

 戦後間もない頃、あるご婦人のご信者が、「どうか、うちの舅の頑固な頭が変わりますように」とお届けなさいました。このご婦人のご主人は胸を病んでおられ、働くことが出来られず、療養に必要な費用を工面しなければなりません。そして、子供を養育しなければならず、その日の暮らしもままならない生活であるにも関わらず、お義父様は「日に三度、白いご飯を腹いっぱい食べたい」と言われるということでした。

★二代教会長・伊藤コウ師は、「あなたの三度の食事を二度に減らしてでも、お義父様にお腹いっぱい食べてもらいなさい。」と仰いました。ご婦人はそのみ教えを素直に聞き入れられ、「どうぞ、守らせて頂けますように」とお願いしながら、自分の食事を減らして、お義父様にご飯を食べて頂きました。

★一週間ほど経った頃、お義父様が「私だけこんなご馳走を用意してもらうのは、もう結構」と言われるようになりました。そして、お孫さんの服の修繕費を出して下さったのでした。それから、同じ頃、お隣に引っ越してこられた方が、「すみませんが、お宅とうちの間の木塀を新しくさせてもらえませんか。費用は全てうちが出させてもらいますから。」と言ってこられました。新しい木塀が出来上がって、お隣へ御礼に行かれますと、「端材がたくさん出ましたので、よかったら薪にでも使われませんか。」と言って頂かれ、お隣は材木屋を営んでおられたようで、有難いことに焚き付けの材料に頂いて帰られたのでした。そして、結構に生活が立ち行くようになっていかれたということです。

★『死んで、ものを言わぬようになってから、ああもしてあげておけばよかった、こうもしてあげておけばよかったと、心残り多いことが多かろうが。親孝行は親の達者の間にしておかねばならず、信心は生きておるうちにしておかねば、後の祭りになるぞ。早うて間に合わぬためしはあるまい。親の達者の間の孝行と、生きておるうちの信心とが、家繁盛のもとじゃ。』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:50 | 令和2年の「み教え」