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2020年09月14日

●信心という鍵

 二代教会長・伊藤コウ師のご時代のことです。あるご婦人が、銀行の定期預金が満期を迎えたので、全額引き出すか、それとも、利息だけを引き出して元金は残しておくべきか、コウ師にお尋ねになりました。コウ師は、神様に御祈念なさってから、「全額引き出してきた方がよろしいでしょう」とおっしゃいました。

★ご婦人は、すでにご主人と、養子に迎えた息子さんを亡くしておられましたので、そのお嫁さんと4人のお孫さんと一緒に住んでおられました。家に帰ってから、ご家族にお届の内容を話されますと、「あんな大銀行に何かあったら、国の経済が揺らぐ程の立派な銀行ですよ。おばあちゃんは、普段から神様、信心と言って熱心に教会に参っているけれど、そんなことをして大金を持って帰って、泥棒にでも入られたら恥をかきますよ!」と、お嫁さんをはじめ、大学生や高校生のお孫さん達皆から、口を揃えて言われたのでした。ご婦人は心が揺れ始め、銀行までたどり着いた時に、銀行の前のタバコ屋さんに、「向かいの銀行は、どうですか、変わりないですか?」と尋ねると、「よう分かりませんが、いつもと変わりないですよ」と、答えられたので、預金の元金は残すことにし、利息だけを引き出して帰られたのでした。ところが翌日、その銀行が閉鎖したと、新聞の号外が出たのです。

★コウ師のお母様であられますハル氏は、コウ師が幼い頃から、「ここに大きな長持(箱)があるとします。そこにはあなたが欲しい物が全て入っています。しかし、その長持には鍵がかかっています。その鍵を開けようと思えば、信心という鍵がいるのです。生神金光大神様のお取次を頂いて、天地金乃神様のご神徳を蒙らせて頂かなければ開きません。ですから欲しいと思えば、信心して神様におすがりして、頂けるだけの徳と力を頂きなさい。そうすれば神様が鍵を開けて下さり、いくらでも欲しいものを頂くことができるのです。」と仰り、ご信心の大切さをお伝えになったということです。

★反対に、どんなに立派なものが目の前にあったとしても、お徳を頂いていなければ、それは決して身に付きません。有難いご信心を子孫に伝えさせて頂くことによって、頂いたご神徳も受け継がれ、ご先祖様から子孫の端々までおかげを頂くことが出来るのです。

★『「よそには不思議なおかげを受けられるのに、どうして、うちにはよそのようなおかげをよう受けぬじゃろうか」と、よそのおかげばかりうらやましがる者がよくあるが、それは、そういう信心じゃからおかげが受けられぬのじゃ。「よそに受けられるおかげじゃもの、うちにじゃというても受けられぬことがあるものか。まだ真が足らぬのじゃ」とご一心を出せば、おかげのもらえぬことがあるものか。真の一心が神様に届かなかったら、それこそ不思議じゃ。』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:49 | 令和2年の「み教え」