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2020年09月13日

●正しい願いを持ち、一心におすがりする

阿倍野教会が借家での布教間もない頃から、初代教会長伊藤徳次師と二代教会長伊藤コウ師は「どうぞ将来は百畳のお広前、千坪のお土地を頂かせて下さい。恩借やご信者の分担金・寄付の強要、銀行の借入金なしで建てさせて頂きますように。清い真心の浄財だけで建てさせて頂けますように。」と神様にお願いなさったのです。

★旧広前の150坪のお土地を購入させて頂く時のことです。地主さんがもっておられる大きな土地の一部分であり、晴明通りに面した一番良い条件の所ですから、地主さんは切り売りをしないと仰っていたのです。コウ師の御母堂ハル氏を始め、姉のスエ氏・カツ氏は自分のことは横へ置いて、教会設立の為に家族中が力を合わせて、一生懸命に神様の御用にお使い頂きたいと願われたのでした。そのお心をコウ師は受けられ、どうあってもその願いを成就させて頂きたいと願われて、徳次師に「どうぞ、その交渉の役目を私に任せて下さい。」と申し出られますと、徳次師は「それなら任せましょう。」と仰って下さったのです。

★それからというもの、コウ師は毎日、夜中にそのお土地の前で座られ神様にお願いされたのでした。なんと、その熱い願いが神様に届き、地主さんが数人の知り合いに相談なさったところ、皆が「教会のご用地に使って頂くというが、こんな結構なことはない。」と言って下さり、ついに売ることを決心して頂けることになったのでした。

★お土地を購入されるまでには、神様から2回お試しがあられたそうです。ある時、あるご信者が「警察の許可を得て寄付を集める許しを頂いていますので、ご信者に寄付を募りましょうか?」と申してこられたのでした。コウ師は「私は神様に恩借やご信者の分担金・寄付の強要、銀行の借入金なしで建てさせて頂きますように。とお願いさせて頂いておりますので、それはいたしません。」とお断りなさったのです。

★またある時、竹本駒蔵師より、建築費の7割程の現金を「無期限・無利子ですから、遠慮なく使いなさい」とわざわざ京都からお持ち下さいましたが、コウ師は丁寧にお断りになられました。すると、竹本師は「それでは、お供えさせて頂こう」と仰って下さいましたが、コウ師は「先生がお供えなさるのは、御本部があられますから、それは筋違いでございます。神様の心に適いませんので、お受けすることはできません。」とお断りなさったのでした。

★そうして、神様のお試しがあり、またお土地購入後、ご建築の途中で徳次師がお国替えなさって、建築委員総辞職という事があられましたが、コウ師は脇目も振らずに一心に神様におすがりなさって、ついに、昭和2年11月11日、開教5年の記念大祭と新築落成の祝祭を、盛大に奉行させて頂くことが出来られたのでした。正しい願いを持ち、一心におすがりするところに神様が応えて下さるのです。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:45 | 令和2年の「み教え」