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2020年09月03日

●神様から授かっている尊いご分霊

 近藤藤守先生が初めの頃、明治15年のことです。その年の5月13日に、朝日新聞に記事が出ました。「難波村に、近藤とかいう者が神を看板にして、国事犯の陰謀を企てている…」というものでした。警察としても、放っておくわけにはいかなかったのでしょう。5月14日拘引されたのですが、調べられた結果、藤守師は嫌疑が晴れて帰宅を許されました。

ところが、またその翌日、警察から通知がきて、行ってみられると、「近藤与三郎、その職にあらずして神を祀り、衆庶を参集せしむるかどによりて、十日間拘留申し付く」という令状を受けたのでした。しかし、藤守師はそのことを良い方へ捉えられ、「めぐりをお上の手をもって、お取り払い下されるのだ。ああ有難い」と思われ、安心とお詫びの中に、十日間を勤めて一心を貫かれたのでした。さらに、藤守師は拘留中に囚人を集めてお話をされ、皆をお導きなさったのです。

★実は、思い返せば、その年の正月に藤守師が教祖様のもとへ参拝されますと、教祖様は、『のう近藤さん、悪いことをせずとな、牢に入っても恥にはならぬのう』とみ教えなさっておられたのです。★5月24日放免になり帰宅され、翌月の6月に教祖様のお広前に御礼参拝されました。その時に、教祖様は、御祈念帳の正月二日のくだりをお示しになられました。

そこには、「大阪難波村近藤与三郎当年行く、五月十五日よりお上の手に入れる旧四月二十二日(新暦六月七日に当たる)御礼参りす。名を藤守と授く」とありました。神様は、以前から予定なさっておられたのでした。神様は、『正月元日は、1月2月3月4月のことを神様が教えて下さる。2日は、5月6月7月8月のことを神様が教えて下さる。3日は、9月10月11月12月のことを神様が教えて下さる。そこで正月三が日をもって1年中のことを伺うておきさえすれば、みな神様が教えて下さる。その徳を受けなさい。』とご裁伝を下されたのです。

藤守師はひたすら平伏して、お広前で感涙されたのでした。★人間は、神様から尊いご分霊を頂いて、この世に生まれて来ております。そのご分霊を本物の働きが出来るように、我情我欲を取り払って、起きて来ることの中に有難い神様の思召しを悟らせて頂くことが大切なのです。その稽古を日々積み重ねて参りましょう。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:03 | 令和2年の「み教え」