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2020年07月22日

●願う氏子におかげを授ける

 7月20日に、あるご信者が「今日は主人の命のおかげ日です。命を助けて頂いて32年が過ぎ、現在72歳にならせて頂きます。」とお礼のお届けをされました。

★ご信者のご主人は、電気工事の仕事をなさっておられましたが、昭和63年7月20日に220ボルトの電圧線で感電してしまわれたのでした。すぐに救急車で病院に搬送されましたが、病院に着いた時には心臓も呼吸も停止し、瞳孔も開いたままの状態であられました。15分間心臓が停止したままでしたが、心臓マッサージ等の懸命な救命措置のおかげで一命を取り止められました。ご信者は、ご主人が意識不明の重体であると連絡が入り、当時小学5年生と小学3年生の2人の子供さんを連れて、病院に駆けつけたのです。そして、医師から意識不明の状態が続けば命は危ないということ、また命が助かっても植物状態になるかもしれないという事を告げられたのでした。

★大変ショックを受けられたご信者は、ただただ神様におすがりなさって一心に回復をお願いされたのです。なんと、ご主人は3日目に瞳孔反応が見られたので、気管切開することもなく、脳波の乱れも少しずつ良くなり、意識も回復なさっていかれたのでした。そして、医師も目を見張る程に徐々に回復を遂げられ、無事に退院許可が出て2週間後に無事退院、なんと一ヶ月後には仕事に復帰させて頂かれたのです。

★しかし、記憶障害の後遺症がしばらく続き、時々痙攣も起こり、思うように働けない日々が続かれました。一年前に自宅を新築したローンもあり、先が見えない不安と苛立ちから、ご主人は3度も自殺未遂を計り、ご信者は、とにかく今日一日、今日一日を無事に過ごさせて頂けるよう、神様に必死でおすがりなさり、気の抜けない日々を送られました。

★そうした日々を積み重ねられて、13年後、労災の医療補助を受けるのを止めて欲しいと、労働基準監督署から連絡がありました。ご信者は、言われた通りに手続きをなさいますと、代わりに会社から補償金を出して頂けることになりました。それと同時期に、借地であった自宅の土地が、以前の半値で売りに出されることになり、無理なく購入させて頂けることとなられたのでした。

★事故当時は、小学生だったお子さんも、それぞれ独立して家庭も持たれ、ご主人は事故を機に正社員となって厚生年金に入れて頂いたおかげで、退職後も安心のおかげを頂かれました。後で振り返ってみますと、すべてがおかげの中に、有り難い方向に導いて頂いたことを実感なさったということです。先が見えず、何の保証もない真っ暗闇の状態でも、神様を杖におすがりさせて頂きますと、必ず神様は道をつけて下さるのです。

★『みな、おかげを受けるために参って来ているはずであるが、中には、神が「おかげをやろうやろう」と言われるのに、「いや、結構です」と言って帰る者もある。おかげをぜひいただかなければ帰らない、という気でいる者こそ、おかげがいただけるのである』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:54 | 令和2年の「み教え」