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2020年01月24日

●善人の過ち

『人の悪いことを、よう言う者がある。そこにもしおったら、なるたけ逃げよ。陰で人を助けよ』

★職場など、人が集まると、つい誰かの評価を話題にし、更には悪口に発展してしまうことも少なくありません。他人の評価を低くすることで、自分は正しい評価が出来る人間であるかのように振舞って、仲間内で納得しているという弱い心の現れと言えるでしょう。

★私が、金光教学院でご修行させて頂いた時の学院長であられた内田守正師は、そのような考え方を、「つるべ式人生観」と呼んでおられました。つるべというのは、片方の桶を上げれば、上げた分だけもう片方の桶が下がりますね。それと同じように、他人の評価を下げる事で自分の評価が上がるように考え違いをすることや、反対に、他人の評価が上がると、自分の評価が下がるように思うことを、このように表して戒めて下さいました。これは自らを善人だと思っている人達でも陥りやすい過ちであり、すなわち「善人の過ち」と言えると仰っておられます。他人を批判すれば、言われた人の評価はともかく、言った自分の値打ちは確実に落ち、人からも神様からも信用を失うことになってしまうことが分かっていないのです。

★難題に直面したり、あるいは、病を発症したり、自分の身に起きてくる問題は、改まるべきことのお気付けだと素直に頂くことが出来れば、そこから有り難いおかげを頂く道が開かれていきます。反対に、「私は間違っていないのに。良い心を持っているつもりなのに」と思ってしまい、神様を忘れて、自分を省みることをせず、周囲の人や取り巻く環境を恨むことに心が向いてしまうと、助かる道は開かれていきません。いざという時に、心を神様に向け、自分の改まりに迷いのないように、常日頃から、お取次を頂き、み教えをしっかりと頂かせていただきましょう。

★「我良しと思う心は 道の仇 我が身の仇と戒めてゆけ」
 「我良しと思う心を仇として 戦いて行け 日ごと夜ごとに」
 安武松太郎師(甘木教会初代教会長先生)

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:01 | 令和2年の「み教え」