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2019年12月12日

●心の眼を開く

画家の松本光治氏は、36歳の時に網膜色素変性症のため失明されました。それまでに、台湾で総督府展に昭和8年より毎年入賞し、昭和11年、12年、13年、17年に文部省展、昭和16年、18年に一水会展で入賞されるという、画家としての華やかな経歴をもっておられましたが、36歳の時に突然症状が現れ、みるみる視力を失われたのでした。

★終戦後、帰国して大阪に戻られた時には、歩くのも奥様に手を引いてもらわなければならない状態に絶望し、自殺未遂までに至ったのでしたが、お導きを頂かれて昭和26年入信されました。

★日参してみ教えを頂かれるようになられますと、朝に1分ほど、針程の視野ですが、見える時間が頂けるようになられたのです。松本氏は、その1日に1分の記憶を頼りに、再び筆を握られるようになられ、昭和27年より連続12回、一水会で入賞し、盲目の画家として新聞や雑誌で全国に紹介して頂かれたのでした。また、後進の指導も積極的になさり、報酬なしで絵を教えられたり、若い人の縁談のお世話をなさったりと、生涯お役に立つ働きに喜んでお使い頂かれたのでした。

★ある時、松本氏は二代教会長・伊藤コウ師にお届けされ、「今年に入ってから体の調子が悪く、それに加えて肩も動きません。こんな調子でしたら絵も描けません。もうやめようかと思います。」とお届けされました。するとコウ師は「痛い腕にお神酒さんを頂いてお願いをしなさい。また目が見えるようにしっかり神様にお願いしなさい。あなたの命があらん限り絵を描きなさい。あなたの絵が止まるときは命がなくなる時です。それぐらいの気持ちでしっかりお願いしなさい。」とみ教えなされたのでした。

★み教えを頂いて心が開けてゆきますと、心の眼が開け生活が開けてゆくのです。また、お願いが出来なかった人がお願いが出来るようになり、次は周囲の人々が助かっていくように願わせて頂くことが出来るのです。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:47 | 令和元年の「み教え」