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2019年11月27日

●相手の心になって聴く

 土井氏は、ご近所の方から相談を受けられることが多い方でした。お話を聴き終えた土井氏は、すぐに答えを出されるのではなく、ご自身の入信前の状態からお話しなさり、教会で頂いたみ教えと、どのように改まられて、どのようなおかげを頂かれたか、というお話をなさったそうです。そうして多くの方々がお導き頂かれたのでした。

★人の相談にのるということは、自分の時間を相手の為に使わせて頂く必要がありますね。しかしそのことが、自分自身の神心を磨いていくご修行になるのです。土井氏は、たらいの信心を実践なされたのです。たらいの信心とは、たらいの中の水を向こうへと押しますと、たらいの向かい側のふちに当たって返ってきますね。相手の為を思ってさせて頂いている良いことは、後々自分自身に徳となって返して下さるということです。土井氏は、お国替えなさる当日まで庭の草抜きをなさって、朝食も美味しく頂かれて、安らかに眠るがごとく、お国替えさせて頂かれたのでした。

★「聞く」と「聴く」では姿勢が違います。「聴く」とは、心を込めて聴かせて頂くことです。み教えを一言も漏らすまいと、一生懸命聴かせて頂くことを聴教と言います。「この人に助かってもらいたい」と思っている時も、その人の話をまず聴かせて頂かねば、その人の心は安らぎません。その人の心になって聴かせて頂きませんと、相手の立場に立って願わせてもらうことが出来ません。

★『信心しておかげを受けたら、神心となりて人に丁寧に話をしてゆくのが、真の道をふんでゆくのぞ。金光大神が教えたことを違わぬように人に伝えて真の信心をさせるのが、神へのお礼ぞ。これが神になるのぞ。神になりても、神より上になるとは思うな。』自分の体の上に、家の上におかげを頂いてきたことを練習帳にして、人が助かっていくように、心掛けてお役に立たせてもらい、良いお手本にならせて頂けるように、ご信心を進めさせて頂くことを教えて頂いていることは、誠に有難いことですね。自分自身が経験させて頂いていることは、周囲の方が助かって頂く為の、お手伝いをさせて頂ける元になるのです。神様から与えて頂いている出来事を通して、神様から「このことをご修行にさせてもらいなさいよ、このことを通して勉強させてもらいなさいよ、おかげになりますよ」と与えていただいているところを逃さないようにさせてもらい、おかげを蒙らせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:11 | 令和元年の「み教え」