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2019年11月12日

●今、天地の開ける音を

昨日は、天候気象を初めとして万事万端に御都合お繰り合わせを蒙り、立教160年金光大神大祭を盛大にお仕え申し上げることが出来ましたことを、厚く御礼申させて頂きます。祭典後のお説教を、島之内教会長・三矢田光師より「今、天地の開ける音を」という御講題で、有難い御教話を賜りました。

★[島之内教会の三代教会長先生の末の娘さんとご結婚なされたモリタ氏はある信用金庫で働いておられました。ある支店の支店長を勤めておられた時、出張の際に「あそこの融資が危ないから気を付けて」と、ある部下に任せて出張に出たのでしたが、その出張中に部下の方は融資をなさる決断をされ、事業が上手くいかず、その信用金庫に損失を与てしまわれたのでした。

モリタ氏が懲罰委員会にかけられることになり、島之内教会のお結界で事情を説明したモリタ氏は「懲罰委員会で経緯を説明した後で辞表を出します」とお届けされました。するとお結界の先生が「あんたそれで責任取ったつもりでっか!」と大声を出されたのです。

★それからみ教えを頂いておりますと、自分に思い上がりがあった、と気付かれたのです。部下やお客様があってこそ仕事が成り立ち、会社という組織の働きがある。そうした諸々を考えると、自分の処遇を決めるのは組織であり、それを謙虚に受け止めることこそ潔い身の振り方で、失敗をしたから辞めるというのは、自分で勝手に結論を出しており、責任を取るようで、実は責任から逃げている。信用金庫として、この度の不始末の原因と責任の所在を究明し、しかるべく対応をしなければならず、その究明と対応に誠実に協力するという以外、どんな責任の果たしようがあるか、と気づかせて頂かれ、

「よう分からせて頂きました、有難うございました」とお礼を申されたのでした。懲罰委員会でも、「私が決済を任せたのだから、私の責任です」と仰ったそうです。懲罰委員会にかけられるということは、経歴に大きな傷がつくことでしたが、モリタ氏は監査役員にまで出世なされたのです。

★私共がご信心する中で、神様が「目を覚ませ」と呼びかけて下さった、と思えるような体験をすることがございます。それは、体験した人にとっては、「天地の開ける音を聞いた」という出来事になろうかと思います。モリタ氏は何度も「あの時の先生のお言葉はまるで雷で、びっくりした」と仰っておられたそうです。

叱り飛ばされたことで目が覚め、「御結界で先生が仰らたお言葉は、神様のお言葉だ」と深く肝に銘じることが出来られたのです。そのように受け止める事が出来られたのは、それまでに参拝して御取次頂かれ、み教えを頂かれていたからでしょう。]との大変有難いご講話を賜りました。

★3年後には有難いことに阿倍野教会は開教100年記念大祭を迎えさせて頂きます。今から千日間、しっかりと信心を練り直して、おかげを頂いて参りましょう。
posted by 金光教阿倍野教会 at 06:26 | 令和元年の「み教え」