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2019年10月29日

●初代教会長先生の御修行のお徳を頂いて

昨日は初代教会長・伊藤徳次彦霊神の93年廻れる例年祭を仕えさせて頂きました。

★初代教会長先生の兄・庄五郎氏が泌尿器の病気を患われ、病気平癒のため父・池田太市氏は、片道4里(16キロ)ある甘木教会へ歩いて参拝され、お取次を頂いて全快のおかげを頂かれたのでした。

★庄五郎氏のある日の夢に、棍棒、鶴嘴を手に無頼漢が十数名「庄五郎の命はもらった」と追いかけてきます。庄五郎氏は逃げ回った挙句、教会に飛び込んだのでした。御神殿の裏へ隠して頂きますと、無頼漢が押し寄せて入ってきて「庄五郎を出せ」と怒鳴ったのです。その時に、安武松太郎師が[庄五郎は確かにここに来た。しかし、すぐに装束を着せて御本部へ行かせた」と言って下されたところ、無頼漢たちは立ち去ったそうです。あまりにも鮮明な夢であったため、庄五郎氏は、安武松太郎師に夢の内容をお伺いされますと、

「棍棒・鶴嘴を持って、恐ろしい形相の無頼漢がきたという事は、お前の家のめぐりじゃ。また、追われて教会へ逃げ込んだという事は、神様に救われにきたのじゃ。お前の家のめぐりは、一筋縄や二筋縄ではとても手に負えぬほどに手強い。お取り払い頂くためには、道の教師となって、人を助けさせて頂く徳によって救って頂くのじゃ。その理由に「庄五郎は装束を着せて御本部へ行かせた」と言うたことではっきりしている]と仰せになられたのでした。

★庄五郎氏が病気全快され、神様の御用に使って頂かれるはずでありましたが、読み書きが出来ませんから家族で話し合いをした結果、庄五郎氏の代わりとして、弟の徳次師が「私がご修行に入らせて頂くことで、家族中が助かるならば行かせて頂きます。」と覚悟を決められ、家のめぐりのお取り払いの為に家の代表として、徳次師が16才から23才まで、足掛け8年甘木教会で御修行して下さいました。

★自分のことは二の次にして家族の為に身を捧げられたのです。そうしてご信心のお徳を頂かれ、家のめぐりをお取り払い頂いて、家族中が皆助かるようにと願って入られたのです。初代教会長先生が「わたしには無理です」と言っておられましたら、後々のおかげは頂けませんでした。初代教会長先生がご修行して下さったおかげによって、池田の家は一人の戦死者も無しに、際立ったおかげを蒙られてきたのでした。

★初代教会長先生のご修行があられませんでしたら、今の阿倍野教会はございません。3年後には、阿倍野教会の開教100年を迎えさせて頂きます。これからの3年、千日の御修行としておかげを蒙らせて頂くよう大きな願いをしっかり持たせて頂いて、ご信心に励ませて頂きたいと思わせて頂きます。
posted by 金光教阿倍野教会 at 06:07 | 令和元年の「み教え」