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2019年08月30日

●無理は、めげる(壊れる)もと

先日あるご夫婦が、お礼届けに来られ、「娘がみ教えを頂いて、あの時に無理をせぬように致しましたので、今日おかげを頂きまして、幸せに暮らしております。」と申されました。

★娘さんがご結婚され、子宝を授かられた時期に、娘婿さんの親しい友人から、「土地を買って立派な家を建てる算段をしているから、君も同じように銀行から借りて建てたらどうか?」と誘いの声がかかったのです。娘婿さんは、これはいい話であると思われたのですが、娘さんはあまりにも金額が高いので、ご両親に相談されました。ご両親は「あなた達の家族にとれば、その話は分不相応で、あまりにも無理があるのではないか。とうてい賛成は出来ない。」と反対されたのです。

★そこで、娘さんはご両親と参拝され、お届けされますと、お結界で「そのお話は、あまりにも無理がありますから、やめておきなさい。この際は、ご両親の仰ることを理解しなさい。」とみ教えを頂かれたのでした。娘さんは娘婿さんの話に賛同されていましたが、娘さん自身も授かった子供さんを育てるため、働くこともできない状況の中、多額の借金をすることは、自分たちにとってやはり無理があるだろう、と気付かせて頂けたのでした。娘さんは、娘婿さんを説得しようとするのですが、娘婿さんは、無理をしてでも買いたいと、なかなか考えが変わることはなかったのです。一旦、土地と家の購入は取り止めになりましたが、娘婿さんは気が収まらず、「嫁も両親も教会の先生も反対ばかりする」と腹を立てておられました。娘婿さん夫婦は、その後、自分たちに分相応な物件を探すことが出来られまして、閑静な場所に一戸建の新築住宅を購入させて頂かれたのです。その際には、娘さんがお届けに来られお伺いされ、またご両親にも喜んで頂ける家に住ませて頂けることになられたのでした。娘婿さんは、家購入時には、地鎮祭や上棟奉告祭を仕えさせて頂くことができられ、現在結構に有難い生活を送っておられます。

★娘婿さんの友人はといいますと、その話を進めた結果、借金をされ土地を購入し、家を建てるために、自分たちが借金したお金では足りませんから、お嫁さんのご両親にもお金を借りる予定でした。しかし、ご両親は貸さないと言われ、なんと土地は売ることになり、結局手元に残ったのは、借金だけが残ってしまったのでした。

★娘婿さんは、後にその話を聞かれ、大変驚かれ、確証もなしに話を進めてはいけない、無理をしてはいけないということが分かられ、あの時止めて頂いて良かった、と思うことができられたのでした。

★無理を通せば道理が引っ込むと言うように、周りの意見に聞く耳を持たず、「自分ならできる」と思って、自分中心の考えで押し通すという事は、極めて危険なことですね。み教えを頂く有難さが分からせて頂けます。

★『何事によらず、無理を言うたり、したり、してはならぬぞ。無理が一番悪い。めげるもとじゃ。自分でしようとすると無理ができる。神様にさしてもらう心ですれば、神様がさしてくださる。』『人間が利口過ぎると、せっかくこうむっておるおかげを取りはずすことがあってどうならぬ。つまり、知恵が走り過ぎて、神様の上を行くからであろうぞ。』
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