金光教阿倍野教会ページ内リンク


2019年07月11日

●神徳を受ければ心配はない

昨日は、二代教会長伊藤コウ師のお母様・ハル刀自の御命日でした。★ハル刀自は、娘であられるコウ師に対して、「あなたは、欲が深い。」と仰られたことがあられました。コウ師は、三人姉妹の一番下の身でありながら、親の物など自分が欲しいと思うものは、自分の物にしたいと思われた時期があられたそうです。

★ハル刀自は、「お母さんがよいことを教えてあげましょう。あなたが欲しい欲しいと思うのであれば、信心しなさい。しっかりお参りをして神様を拝み、お話を聴かせてもらいなさい。欲しいものがあれば神様にお願いさせて頂くのです。ここに大きな長持(衣類や布団等を入れておく蓋つきの大きな箱)があるとします。その長持の中には、あなたが欲しい物、金銭や衣服等がたくさん入っているとします。しかし、それには鍵がかかっており、開けることが出来ません。その鍵は神様から頂けるのです。その鍵を与えて頂くには、しっかり信心しなさい。ご信心してみ教えを頂き、ご信心のお徳を頂くと神様から与えて頂くことが出来るのです。すると、必要な時に必要な物を与えて頂けるようになっていくのですよ。」と仰られたのでした。

★また、ハル刀自が、地方債を買って娘さん(コウ師の姉君)に預けられて、大事に保管しておられたのです。しかし、ある日、無くなるということがあったのでした。それなりの額のものであったようで、当時小学校に勤めておられたコウ師は、生徒の中に親が警察署長をなさっている方があり、事情を相談なさいますと、その奥様はお金のこともさることながら、ハル氏の体調と、精神状態を心配なさいましたが、ハル氏が変わりなく元気で生活を送っておられることをお伝えしますと、大変驚かれたのです。それ程のことであったのにもかかわらず、ハル刀自は一切動揺されることなく、「あのお金は、ご信心させて頂くようになってから、めぐりをつまんように心がけ、お礼するところにはきちっとお礼をさせて頂いて、工夫して始末して貯めさせて頂いた汚れのないお金です。今は、伊藤の家に必要がないから、必要な人のところにいっているのでしょう。必要な時が来たら必ず戻ってきます。」と、きっぱりとおっしゃったのでした。

★また、地方債を紛失してしまったコウ師の姉君は大変申し訳なく思われ、ご自分の信心として、預かっておられた金額を返済させて頂かれたそうです。すると、10年後に伊藤ハル刀自がお国替えになられた後になって、なくなった地方債が倍の価値をもって、伊藤の家に戻ってきたのでした。

★『徳のないうちは心配する。神徳を受ければ心配はない』

posted by 金光教阿倍野教会 at 05:40 | 平成30年の「み教え」