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2019年06月12日

●神心を活き活きと表に出せるように

 あるご信者は、常々から周囲の方々の助かりを一生懸命に願っておられ、実意丁寧なご信心を進めておられます。以前、姪御さんとその息子さんをお導きなさりたいと、真剣に願っておられました。姪御さんの息子さんは、突然発作を起こして倒れ込むことが頻繁に起こるようになり、気の毒に思ったご信者は、折に触れてはお道のご信心の有り難いことを話しておられたのです。しかし、姪御さんには信心する気が全くなく、「物見遊山のつもりでもいいから、とにかく一緒にお参りしましょう」と、ある年の春、やっとの思いで御本部の御大祭にお導きが出来られたのでした。

★ところが、米子に住む姪御さんとその息子さんの到着が遅れて、御祭典を拝むことが出来られず、御本部のお広前だけにお参りなさることになったのでした。ちょうどその時、御祭典後にお広前で御祈念させて頂いていた私が、居合わせたのです。「先生…。」と声を掛けられ、ことの次第をご信者からお聴きしました。その息子さんは、初めてお参りした御本部のお広前で正座して平伏し、母親である姪御さんが驚くほどに、真剣に御祈念なさったのです。更にお話を伺いますと、姪御さんは「息子が真剣に神様にお願いしている姿を見て、いい加減な気持ちで来てしまった自分が恥ずかしいです・・・」とおっしゃり、親子共に真剣にお取次ぎを頂くことが出来られたのでした。

★驚いたことには、姪御さんは私の家内と同じ出身地で、家内の兄の高校の同窓生だと分かったのです。家内の兄は、28才の時に交通事故で亡くなられ、そのこともお話ししますと、「今日お参りさせて頂いて、このような心にならせて頂いたのは、お導き下さった叔母と、神様、霊様(家内の兄)のおかげです」と、感激してお帰りになりました。その後、その息子さんは御神米を目当てに、常にご祈念が出来られるようになり、発作が激減したのです。夏休みにはお父様も共に、家族が車で阿倍野教会にお礼参拝が出来られたのでした。

★気の毒な人の助かりを真剣に祈る心は、神様から頂いた有り難いご分霊の働きです。誰しもが、その様な尊い神心を頂いているのです。また反対に、腹立ち、怠け心、自己顕示欲など、お取り払い頂くべき我情我欲も持ち合わせているのが人間です。起きてくる出来事をご修行にさせて頂き、改まりの機会とさせて頂けば、尊い神心が養われ、信心が一段一段進ませて頂けるのです。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:48 | 平成31年の「み教え」