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2019年03月02日

●親孝行の有難さ

以前、初めて教会にお参りなさったあるご婦人が、二代教会長・伊藤コウ師のお説教の中で、『親は親たらずとも、子は子たれ』とのみ教えを聴かれ、「主人には、自分の両親を大切にしてもらっているのに、主人の両親には、何の親孝行も出来ていない」と、深く反省されたのです。と言いますのも、ご主人は、幼い頃に他家に預けられて育ったために、常々「実の親は親とは思っていない」と言われ、親御さんとは音信不通となっていたのでした。ご婦人も、その状態をただただ受け入れておられたのでしたが、「何としても親孝行をさせて頂きたい」という思いに変わられたのです。

★色々調べていくと、お母様の住むところが分かり、会いに行くことが出来られたのでした。お母様は、娘さん(ご主人の妹にあたる方)と暮らしておられたのでしたが、その娘さんは体に不自由を抱えておられ、お母様は、健康な息子さん(ご主人)は、他家に託し、娘さんを一人で育てる覚悟をして、生活保護を受けながら、身を隠すように二人で生活してこられたということだったのです。

★ご婦人は、ご主人には内緒でお母様のところに通われ、美味しいものを届けたり、時には生活の足しにと、お小遣いを渡されたりと、出来る限りの親孝行をなさったのでしたが、遂にご主人にそのことを告げる時がきたのです。お母様が体調を崩され、いつ息を引き取るか分からないという状態になられたので、奥様はご主人に、全てをお話しになったのでした。

★お母様がお国替えになったことを機に、奥様は、金光教の教徒にならせて頂いて、お母様の霊様をお祀りしたいとご主人に頼まれました。長年の恨みが簡単に晴れることは難しく、始めは渋々了承したご主人でしたが、お母様を合祀して頂いた頃から、お宅祭にも参列出来るようになられ、夫婦で共に拝むことが出来るように、変わっていかれたのです。そうしますと、お仕事の上で驚くような利益があがるというようなことも起こり、親孝行の大切さ、霊様のお働きのあらたかなことを、改めて感じることとなられたのでした。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:55 | 平成31年の「み教え」