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2019年01月10日

●陰徳あれば必ず陽報あり

1月8日は、三代教会長先生の長兄にあたる虎之助さんの奥様であられた増田得子さんの御命日でした。ご主人の虎之助さんが脳溢血を患われ中風になられた時、得子さんは献身的にお世話され、神様に一心におすがりなさってお願いされました。

すると日々の信心のお徳により、後遺症無しに全快のおかげを頂かれたのでした。昭和52年にご主人が心不全でお国替えなさってからも、得子さんはお一人でお住まいなさっておられました。私が、いつお見舞いに行かせて頂いても、楽しい思い出話ばかりお話しなさって、一言の不足も言われることはありませんでした。

★100歳を越えてもデイサービスに行かせて頂くのも楽しい、ヘルパーさんが来て頂くのも楽しい、車に乗せて頂くのも楽しい、ご飯を頂くのも楽しい、と毎日喜んで生活なさっておられました。さらに徹底して質素倹約を心掛け、ご自身が毎日頂く食事はこれだけと決めて、慎ましやかに暮らしておられました。その中でも生活は、楽しく有難く喜んで暮らしておられたのでした。

★得子さんは人のお世話も好きで、お若い時には親しい方のお子さんのお世話も、真心込めて親切丁寧になさったそうです。恩着せがましいこともなく、見返りも思っておられませんでした。そういうところに、有難いお徳を頂いていく生き方があられたのですね。世話をして頂かれたお方も「お母さんと思って慕ってきました」と、告別式にお参りなさいました。

★自分のことよりも先に人様の為にさせてもらうことが積み重なっていきますと、次から次へと返して頂けるようになるのです。たらいの水の信心ですね。自分の方に取り込もうとするのではなく、これはあの人の為に、この人の為にさせてもらいましょうと、相手の為にさせて頂いておりますと向こうの縁に当たって自分に返ってきます。しかしそれは、その人から返してもらおうと思わなくて良いのです。神様はどこからでも他の所から返して下さるのです。

★「陰徳あれば必ず陽報あり、陰行あれば必ず照名あり」(人知れず徳を積む者・良い行いをする者には、必ず良い報いがあり、陰の修行をしている者には、必ず修行に応じた名誉が与えられるものであるという意味)実に有難いことですね。そのような心持ちにならせて頂きましたら結構なおかげを頂けるのですね。
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:49 | 平成31年の「み教え」