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2018年11月29日

●「親は親たらずとも子は子たれ」

ある奥さんは、入信の初めに二代教会長伊藤コウ師より『親は親たらずとも子は子たれ』というみ教えを頂かれ、そのみ教えが心に突き刺さり衝撃を受けられたのです。

★ご主人のご両親は、戦時の混乱の中で小さかったご主人を他の家へ預けられました。ですから奥さんがご両親について聞かれても、ご主人は「親はいないと思っている。探す必要は無い。」との一点張りでした。しかし奥さんがみ教えを頂かれた時に、ご主人は奥さんの親を大事にして下さっているのに、自分はご主人の親には何も親孝行させて頂いていない事に気付かれたのでした。そして「どうあっても主人の親に孝行がさせて頂けますように」と願われ、ご主人に隠れて縁をたどってご両親を探されたのです。

★すると、お母様が堺に住居なさっておられることが判明し、そこへ訪ねて行かれました。そのお母様は、体の不自由な娘さんと一緒に住んでおられ、生活保護を受けておられました。事情を聞かせて頂きますと、生きていくことが難しかった戦時中、体の不自由な娘さんを抱えて育てる事に精一杯であられた為、健康であったご主人を他のお家へ預けられたということでした。それからというもの、奥さんは毎月お見舞いに行かれて、親孝行のまねごとなりともさせて頂かれたのです。そしてお母様がお国替えなさってからは、ご主人に「亡くなられた方に罪はないでしょう。」と説得され、ご主人に理解して頂かれ、お母様をお祀りして宅祭を仕えて頂かれました。するとその後、お国替えされたお母様が付きについてお守り下さり、ご主人の仕事の上で、今までに無いような大きなお仕事が舞い込んできて、思いもかけない利益が上がらせて頂くおかげを蒙られたのでした。

★自分にして頂いてきたことは、きちっとお返しをさせて頂かねばなりませんが、こちらがさせて頂いてきたことは、その人から返してもらおうと思わずとも、神様から形を変えて返して下さるのですね。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:46 | 平成30年の「み教え」