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2018年11月16日

●小欲を放し、大欲を持つ

 昨日お話しさせて頂いた税理士のご信者ですが、顧問先に、船場のある大きな卸問屋さんがありました。店主がお父さんのご時代は、堅実にお仕事をなされて、お店は実に繁盛していたのですが、お父さんが亡くなられて息子さんに代替わりしますと、息子さんは相続税を申告せずに自分のものにしてしまったのです。

★それが分かったご信者は息子さんに、「相続税を払わなければいけませんよ。修正申告しましょう。」と忠告なさいましたが、息子さんは、「あんたは私の敵か!うちの顧問の税理士ならなんとか税金を払わなくてよいように私の味方をしろ!」と言われ、忠告に従わずにそのお金で土地を買って、大きな屋敷を建てられたのです。すると、何年か後に「丼池の大火」と言われる大火事に遭われ、帳簿も金庫も持ち出せずに店が焼けてしまいました。そして、税金をごまかして手に入れた土地も屋敷も、全て売り払わなければならなくなり、後にその家は絶えてしまうことになったのです。

★『欲得にふけりて身を苦しむることなかれ。』 「欲にふける」とは、「人はどうでもよい。自分さえ良ければよい」という考えから起こる、我情我欲の虜になることです。させて頂くべき御礼をすることなく、分不相応に取り込むことばかりしていると、例え人が見ていなくても、神様は全てご存知なのです。

★本来の「欲」とは、生きるために必要なもので、食べたい、寝たい、あるいは、豊かになりたい、と思う欲も、神様から与えて頂いた大切な心なのです。肝心なのは、「大欲を持つ」ということです。「あれも欲しい、これも欲しい」という我情我欲は、先細りの小さな小さな欲なのです。教祖様は『世界中の人を助けたいという欲がある。』とまで、仰せになっておられます。道理に基づいた正しい欲、大欲を持って、世の中にみ教えが満ち満ちてゆくように天地の親神様に一心にお縋りしながら、お導きをさせて頂きましょう。人の助かりを一番に願わせて頂き、お礼の働きを通してお徳と力を頂いて、共に安心、繁盛のおかげを頂いてまいりたいと思います。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:50 | 平成30年の「み教え」