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2018年09月29日

●願い礼場所、信心の稽古場所

 脳卒中の後遺症で手足が麻痺して動かなくなり、家でずっと寝ておられるご婦人がおられました。その方は、ご主人と娘さんが何もかもお世話して下さっているにもかかわらず、「布団の敷き方が悪い!」「足音がうるさい!」など勝手気ままなことを言ってしまわれる状態であられました。ご主人が「私達がいくら言っても聞いてもらえない。もっと徳のある人に言って聞かせてもらおう。」とお考えになり、月例霊祭の日に奥様を連れて家族で教会にお参りされました。祭典を拝まれ、お説教を頂きますと、奥様は「私ほど気ままな人間はいない。優しい娘や主人に長い間甘えてばかりで相すまんことであった。今日のみ教えは私一人に言うて聴かせて頂いたようだった。」と思われ、それから心持ちが180度変わられたのでした。

★「これからは、娘や主人に少しでも世話を掛けんように、自分のことは自分でさせてもらおう。後遺症はあるけれども、病人にはならない。少しでも役に立つことをしたい!」と心を決められ、半身不随のため自分で立って歩く気が無かったお方が、掃除や食事の用意など、今まで家族にしてもらっていたことを、出来る限り自分でなさるように努められました。「これから改まらせて頂きますから、どうぞ動く身体にならせて下さい。」と神様に一生懸命にお願いすることを続けられ、有難いことにだんだんと手足が動くようになり、呂律が回らなかった言葉も、はっきりと発音できるようになっていかれたのでした。そして、徐々に歩いて参拝がさせて頂けるようになり、さらにはお宅祭をお仕えさせて頂けるまでに有り難いご家庭へと作り変えて頂かれたのでした。

★教会のお広前は、氏子の願い礼場所、信心の稽古場所です。我情我欲をお取払い頂くご修行の場であり、み教えを頂いて生涯信心の勉強をさせて頂く場所であり、また、有り難い御神徳によって心も身体も癒して頂ける場でもあります。お広前に正座をさせて頂いて、神様に心を向けさせて頂き、心の中の乱れ・汚れをお取り払い頂くことが、おかげの始まりとなるのですね。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:41 | 平成30年の「み教え」