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2018年05月15日

●我を放す稽古

昭和9年の頃のことです。地方のある小さな新聞に、三代金光様のことを悪し様に書く記事が載りました。全く事実無根のことを、あらゆる最大級の雑言をもって書き立てるので、20代であられたご長男・金光鑑太郎様は腹が立って腹が立って、ある日御母様である金光キクヨ姫様に申し上げられますと、キクヨ姫様は「ご本人の金光様が腹をお立てになっていないことを、あなたが腹を立てるということはどういうことですか?」と静かに呟くように仰せになられたのでした。その時に鑑太郎様はハッとなされたそうです。「本当にそうであった。今更のように金光様の常の御姿を思わせて頂き、神様にお詫びを申し上げたことだった。私が金光様、金光様と申し上げながら、いつしか5人の親になったこの年まで、三代金光様は一度も腹をお立てになったことがない。金光様は少しもお変わりになっていない。ただ段々とお年をお取りになっている。」と気付かれたのでした。三代金光様は、全く動じられることなく、いつも通り御神勤をなさっておられたのです。

★お子様がお国替えなさった時にも、お結界をお下がりになられることなく、お結界でお取次ぎの御用をなさっておられたのです。三代金光様は、日々「自分を出さない」ということを徹底的に心掛けておられたということです。ご家庭でも、どこでもどんな状況でも、ご自分の感情を表に出されることなく、我を放す稽古を徹底してなさり、常に神様に心を向けられ、願いをお立てになられて、教祖様、二代金光様のご信心を頂いておられたという事が分からせて頂きます。

★「腹を立てない」ということ一つ心がけさせて頂こうと思いましても、常に神様に心を向けておりませんと、すぐに感情を表に出しやすいものです。特に家庭の中では甘えが出やすいものです。神様のみ教えを心の守りとして、自分自身がさせて頂かなければならない家業を、ご修行と思ってさせて頂きましょう。そこに雑念邪念が入らないようにして、家庭、職場であっても、どこでも一瞬一瞬に御祈念させて頂き、おかげを蒙らせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:06 | 平成30年の「み教え」