金光教阿倍野教会ページ内リンク


2017年09月01日

●周囲のお世話になって…

入信間もない頃、あるご婦人のご信者の家庭では、ご主人が信心に反対しておられました。ある日、ご主人より「どうしても信心したいなら離縁じゃ。お社を背負って出て行け。このまま私と暮らしたいならお社を捨ててしまえ。神様を取るか私を取るか考えておけ。今晩仕事から帰ったら返事を聞くからな」と言われたのでした。

そこでご婦人はお届けに来られ、「どうか神様のご神徳によりまして、主人とも別れず信心も放さずに、双方立ち行くおかげを頂かせて下さい。」とお願いなさいました。そうして、ご婦人は徹底して神様におすがりなさったのです。

★すると、ご主人は仕事から帰ってくるなり2人の子供を膝に乗せて「ええ子や、ええ子や。」と機嫌よく抱きかかえているのです。そして、それ以降信心に対して何もおっしゃることはなかったのです。

後になって事情が分かられたのですが、その日ご主人は、会社の同僚に「手相をみる方がいるからみてもらいなさい」と言われたそうです。そして、みてもらいますと、「あなたは寿命が短い。信心をすればその寿命も延びますよ」と言われたそうです。

ご主人は「家内が金光教を信心しているが…」と言いますと、「金光教は良い宗教ですよ。天地の道理を説く宗教ですから良いですよ。そんな信心をなさるご家内は家の宝物ですよ。大事にしなさい。」と言われたのでした。

ご主人が「信心すれば私の寿命は延びるんですか。家内が信心するのでも構いませんか?」と尋ねたところ、「それでもいいですよ」といって頂かれ、奥様の信心に反対するのをやめられたということでした。

★信心させて頂いているということは、家族の理解があってさせて頂くことができるのです。参拝も留守中家を守って下さる方があってこそ、家族の理解、お世話になってこそさせて頂けるのです。

家族のことを私が願ってやっているのだという考えでは、有難いものは生まれません。仕事でも同じことです。周囲のお世話になって仕事がさせて頂けているのです。何事もお世話になり合って立ち行くおかげを頂いていることを、御礼を申す稽古をさせて頂きたいものです。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】
posted by 金光教阿倍野教会 at 01:08 | 平成29年の「み教え」