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2017年08月12日

●有難いお礼の心

あるご信者の家業の取引先に、いつも無理難題を言ってきたり、きつい仕事を安く値切ってきたりするところがあるそうです。利益もほとんどないし、取引をやめたいと、何度も思ったこともあるそうですが、「この相手先との仕事を通してご修行にさせて頂こう」と決められ、お仕事を続けておられます。

★先日も、随分無理な要求をしてこられ、「電話を奥さんに代わって欲しい」と言い、奥様が対応されたそうです。奥様は、そんな相手に対してでも、日ごろのお礼と、行き届かない部分のお詫びを申され、丁寧に対応なさり、何とか一旦話しは落ち着たように思えたのでした。

★ところが、後日先方から電話が入り、「この間の仕事は、作業した日時がこちらの要求と違った。仕事の内容に文句はないが、作業する日時はこちらの言うとおりにしてもらいたいので、代金を払うつもりはない。この間の仕事はなかったものとしてもらいたい。」という話だったのです。

★ご信者は、お礼のお届けをなさいました。それは、「以前の私でしたら、腹を立てて喧嘩にでもなっていたかもしれません。しかし、この度は少しも腹を立てることなく、『これまで、いつどこにどのようなご無礼があって、めぐりを積んでいるかも分からない。これで、一つめぐりを取って頂けたら有り難い』と、思わせて頂き、先方の要求に応えさせて頂くことが出来ました。有り難うございました」と、お礼のお届けが出来られたのでした。

★『天地金乃神といえば、天地一目に見ておるぞ。神は平等におかげを授けるが、受け物が悪ければおかげが漏るぞ。』 

おかげの受けものを小さくしてしまう我情我欲(人の責任にしたがる、自分を甘やかす、人に勝ちたがる、自慢したがる、人を恨み不足に思う、自分にたくさん取り込みたい貪欲さ等々・・・)を、日々信心の稽古に励ませて頂く中でお取り払い頂くように、願わせて頂きましょう。人との関係だけに囚われず、神様からご覧頂いて喜んで頂けるような氏子にならせて頂く為にも、めぐりをお取り払い頂き、お徳を頂くことの出来る生き方になることを心掛けさせて頂きたいと思います。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:50 | 平成29年の「み教え」