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2017年07月13日

●自分の働きはいかなるものか?

二代教会長伊藤コウ師が小学校にお勤めになっておられた時、同期の男性の先生だけが昇給されました。コウ師は、自分が評価されていないと不足に思っていたところ、友人から、別の学校で良いお給料で働くお誘いを受けられたのです。そしてお母様(伊藤ハル氏)にご相談されました。ハル氏は、穴のあくほどコウ師のお顔を見られ「京で鳴らん太鼓は大阪でも鳴らん。今の学校で役に立たん人間が他の学校へ行っても役に立たん。」と仰せになられたのでした。コウ師は、そこでご神前で神様にお詫び申されますと、ふと心に神様から気付かせて頂かれたのでした。「働きが足らないものは、どこへ行っても働きが足らないのだ。働きも足らないのに、給料をあげて欲しいと思う考え自体間違っている。それは月給泥棒と同じことだ。クラスが、学年で一番成績が悪いのを、子どもの責任にしておるのではないか?自分が本当にまともな働きが出来ているのか、良く考えなければならない。」と神様から教えて頂かれたのでした。そこでコウ師は、「これからしっかり改まって、お役に立つ働きが出来ますように努力させて頂きますので、どうぞご無礼不行き届きをお許し下さい。」と、一生懸命にお詫び申されたのです。

★それからは、一番早く学校へ行って掃除をしてから授業の準備をされ、そして子供たちを放課後に残して分からない所を教え、今までよりも輪をかけて丁寧に教えていかれたのでした。すると、学年で一番成績が悪かったクラスが、一年も経たない内に学年で一番の成績のクラスになったのです。そしてなんと次の年に、二年分の昇給を与えて頂くことが出来られたのでした。

★『これほど信心するのに、なぜこういうことが出てくるのだろうかと思えば、もう信心はとまっている。これはまだ私の信心が足らないのだと思い、これはどこまでも私の勤めるべき役であると思って、信心をしていかなければならない。そこからおかげがいただける。』 とみ教え頂いております。信心の上でも自分自身を見直してゆくことが肝要です。同じ働くならば、給料の高い所に雇ってもらいたい、より認めて下さる所に行きたいと考えがちです。しかし、自分が頂いている給料に見合った働きがさせて頂けているのか?昇給をして頂けるだけの働きがさせて頂けるのか?と自分自身の働きがどれ程のものなのかを見直すことが大切です。自分の出来ていない所を棚に上げて、愚痴不足ばかりを言っているのでは、お役に立つ働きにはなり得ません。自分の間違っている所を改まらせて頂き、倦まず弛まず努力させて頂きますと、神様が必ず結構なおかげを頂く道を付けて下さり、道が開けてゆくのです。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】
posted by 金光教阿倍野教会 at 06:09 | 平成29年の「み教え」