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2017年06月19日

●相手のことを願う

経営者であられるご信者が「周りが自分の思ったようにしてくれないからと、不足ばかり言う従業員がおります。先輩から何か仕事を頼まれても嫌そうな顔をしたり、聞く耳を持たなかったり、人から声を掛けられても何も答えず無視するのです。これは私のご修行させて頂く材料としなければならないのですね。」とお届けに来られました。

★そこで「人でもってご修行させて頂くのが、経営なさる方にとっての必要なご修行になります。でもその方を悪く思ったり憎んだりしてはいけませんよ。『これはまだまだ私自身の徳と力が足りないのだ。』と悟らせて頂いて、相手の助かりをお願いしましょう。」とお話しさせて頂いておりました。ご信者もその通りに「あの方が助かられます様に、立ち行かれますように」とお願いなさっておられましたが、その従業員の方が「辞めさせてもらいます」と言って来られたそうです。

★経営者であられるご信者は、その後も「引きとめても本人の意思が堅いようですのでうちの会社に居られる間は、こちらがあの方へ親切丁寧にさせて頂けます様に。後々あの方が立ち行かれ、おかげを蒙られます様に」とお願いなさっておられました。

★相手のことをお願いさせてもらうということは、自分の都合を先に願うのではなく、相手のことを思って相手の都合を先に願うのです。そうしましたら、有難いことに自分も心が穏やかに、また豊かになってゆくことが出来るのです。自分の都合ばかり、自分のことしか考えておりませんでしたら、どこへ行っても助かりません。助からない元を自分で作ってしまっているのです。

★人を恨んだり憎んだりしては、自分の心が壊れ汚れていくのです。人を呪わば穴2つと言いますが、穴は1つです。相手は落ちるか分かりませんが、自分自身は確実に落ちるのです。

★お礼を申し上げて、今日を喜んで明日を楽しんで、良い事を思って良い事をお願いして、つまらないことを口に出さずに、日々の生活をさせて頂くということは、自分自身がおかげを頂いていくだけではなく、神様も喜んで下さるのです。そういう有難い受け物を作らせて頂いて、おかげを蒙らせて頂きましょう。
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:48 | 平成29年の「み教え」