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2017年05月31日

●長期的なお願い

以前あるご婦人が、「最近うちの主人が信心に凝りすぎて困っております。先生から、あんまり信心に凝りすぎないように主人に言ってやってください」とお届けに来られました。よくよく話を聞いてみると、ご主人は商売をしておられるのですが、赤字が続いてうまくいっていなかったのです。信心する前は利益を多く取ろうとしておられたそうですが、ご信心をさせて頂かれるようになったら、「実意丁寧な商売をさせて頂こう!お客さんには出来るだけ親切丁寧にして、自分の手数料は少なくさせてもらおう!」と言い出したそうです。奥様からしたら「今でも苦しいのに、そんなことしたら食べていけなくなります。ですから、信心に凝りすぎないように言うて下さい」ということだったのです。

★そこで三代教会長先生は「ご主人は一生懸命お参りして、み教えを聞いておられます。あなたは、あまりお参りも出来てなくて、み教えを聞いていないですから、ご主人とあなたの中で信心の程度に差があるのです。それであなたにはご主人の言う事が極端に聞こえるかもしれませんが、しっかりとみ教えを頂いて信心をさせて頂いているご主人が、どのようにおかげを頂いていかれるか、ちょっと見てあげてください。信心の足を引っ張って止めてしまう方が良いのか、進めてもらう方が良いのか、一年間覚悟を決めて、ご主人の方針に従ってあげてください。」とみ教えなさったのでした。

★結果、赤字続きの商売が黒字になり、有難いことにお客さん・得意先が増えていき、結構に繁盛させて頂かれるおかげを頂かれたのです。後に奥様は「信心の世界は分からんもんですなあ。なんで儲かったんでしょう」と仰っていたそうですが、ご信心に基づいた商売を長期に亘ってさせて頂き、正しい利益を頂かせてもらうことが大切ですね。

★お広前では自分自身の心と身体の掃除をさせて頂くのです。我情我欲や邪心をいつまでも持ち続けておりましたら、いつまでも身に徳を頂けませんし、有難い信心の向上にもなりません。正しくみ教えを頂いて、正しくお願いをさせてもらって、正しく改まりが出来ていく稽古をさせて頂きましょう。そのためにも「信心が向上させて頂けます様に」「めぐりのお取り払いを頂いて、身に徳が頂けますよう」といった、長期に亘ってのお願いを持たせて頂くことが大切です。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:47 | 平成29年の「み教え」