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2017年03月22日

●死生の安心

 初代教会長先生が御在世中のことです。あるお宅が入信前に娘さんを亡くされて、奥様が頭を病んで何も出来なくなってしまわれました。そんな奥様を見られたご近所の方が「娘さんの霊が奥様に取りついて悩ましている」という考え違いも甚だしい言葉をかけてしまったところ、あろうことかご主人が感化されてしまい、激情にかられて、「手塩にかけて育てた娘が、母親に取り付くとはどういうことか!」と娘さんのお骨をかなづちで砕いて、近くの池へ投げ入れてしまわれたのです。奥様の状態はますます悪くなられましたが、お隣に住んでおられたご信者にお導き頂かれ、熱心に信心を進められたところ、有難いことに全快のおかげを頂かれました。

★娘さんが亡くなって1年後、東京に行かれていた息子さんが、肺結核と腸結核を併発して大阪に帰って来られましたが、日に日に悪くなりお医者さんにも見放され、奥様は「せめて死生の安心を頂きたい」とご主人をお導きなさいました。高熱を出されて御用が出来られない初代教会長先生に代わって二代教会長先生がそのお宅の帰教式に向かわれました。

★しかし家に到着した途端、お医者さんが出てこられ帰って行かれました。家に入りますと、奥様が「たった今息子が息を引き取りました」と言われたのです。二代教会長先生は御神前で神様に事の次第を申し上げ、「生きている間に死生の安心を頂きたいということでありましたのに、亡くなられてからでは私の役目は果たせません。何としてでも御用にお使い頂かねばなりません。どうぞ、息子さんが息を吹き返しますように」とお願いなさいましたら、何と有難いことに息子さんは息を吹き返されたのです。

★帰教式をお仕えになられた後、一旦、息子さんは食事を頂けるまでに回復され、1週間以上命を延ばして頂かれ「先立つ不孝をお許し下さい。私はこれまで両親の愛情によって育まれました。これから御霊となって両親のことを守らせて頂きますから」とご両親に挨拶をしてからお国替えされたのでした。

★日々、正しく教えを頂きませんと、考え違いを起こしてしまい易いのが人間です。考えが間違っては恐ろしいことになってしまいます。天地の道理にかなった正しいみ教えを頂いて、毎日の生活が大きく間違わないようにさせて頂きましたら、過去の御霊様も自分自身も助からせて頂くことが出来ます。力を揃えて御霊様と共にご信心をさせて頂きましたら、過去も現在も未来も助からせて頂くことが出来ます。そういった有難いおかげを頂かせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:11 | 平成28年の「み教え」