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2017年03月11日

●徳切れが一番恐ろしい

 二代教会長伊藤コウ師は、「徳切れの姿になると、前へ進むことも後ろへ退くことも出来ないような八方塞がりになるのです。また、生きたくても生きられない、死にたくても死なれない、というような状況になってしまう人がありますよ。」とみ教えを下さいました。私は幼少の頃に聴かせて頂いて恐ろしいことがあるものだと感じたことを覚えております。

★あるご信者のお家で、可哀そうにと思われて女中さんに雇って頂かれた女性がありました。かまどでご飯を炊いていた頃のことでしたが、この方がご飯を炊かれましたら、必ず焦がしてしまわれたのでした。そして、毎回そのお焦げをゴミ箱に捨ててしまわれるので、家の主人であるご信者は「私はお焦げが好きだから捨てずに残しておいて下さい。」と女中さんにおっしゃいました。しかし、食事の後にゴミ箱を見てみると、そう言ったにも関わらずお焦げが捨てられてあったのです。ご信者が再度同様に女中さんに言われると、今度はゴミ箱には捨てられていませんでしたが、汲み取り式の便所に捨てられてあったのです。そして、いつも苦難に満ちた表情をしておられましたので、どういうことかとご信者が観察しておられましたら、給料日になると働き盛りの年頃である女中さんの息子さんが「金をくれ。」と、女中さんが働いて稼いだ給料を持って行くので、女中さんはいつもお金に困って難しそうな顔をされていたのだそうです。二代教会長伊藤コウ師はそのご信者に「その女中さんに辞めてもらいなさい。何回言っても理解が出来ず、改まりが出来ない方を家に置いておくと、あなたの家のめぐりになります。」とお話しになりました。

★この女中さんのように、一事が万事で至る所に御無礼が出て来て、どうにもこうにも立ち行かなくなってくると、十分な仕事が出来ず、心も荒れてしまい子供も育たず、いつまでも親を泣かせに来るのです。これが徳切れの姿です。徳とは責任を全うさせて頂くことによって身に付かせて頂くものです。仕事に対して怠慢でいい加減なことばかりしてお茶を濁しているようでは、とても徳も力も頂けませんし、人からも神様からも信用して頂くことはできません。与えて頂いた場所で、与えて頂いた仕事を責任を感じて全うさせて頂き、有り難い働きをさせて頂くと徳も力も頂けるのです。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:53 | 平成29年の「み教え」