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2017年01月30日

●夫々に必要なご修行

杉田政次郎師がお若い頃、親兄弟、親戚、友達、近所隣みな、信心することに大反対でした。家内は絶えず病気になり、商売は暇になって、どうしようもないので、何とかおかげを頂きたいと信心にいっそう励んでおられたのです。

★そのころ、大阪の大今里村の吉原留吉という信者が、別段に頼みもしないのに、金光様のもとへ参詣した時、『金光様、杉田という人は日々広前に参り、月三度のお祭り日には朝から広前に詰めてご用をしております。それなのに、しだいしだいに家の者が病気になり、まことに難儀なことが続きますが、どういうことでしょうか』とお伺いして下さったのでした。

その時、金光様は『吉原さん、帰ったら杉田さんに言ってあげてくれ。年の若い間に、神様はめぐりのお取り払いをしてくださるのである。年が寄ってからのお取り払いでは、体がもたない。一つでも若い間に、めぐりのお取り払いをしてくださるのであるから、ここが辛抱のしどころである。今はあせってはいけない。梅の木は、年に三尺も伸びるけれども大木はない。楠は年に一寸しか伸びないけれど大木になる。今あせらないようにせよ。末で枝葉が栄えて大木となる』とご理解くださったと教えて頂かれたのでした。

杉田師は、何物にもたとえられないほど心うれしく思い、勇ましい心が出て、より一層ご信心に励まれました。後には家内中が健康の上にもおかげを頂き、次々と立派な御用が出来られるまでにお徳を頂かれたのでした。

★親神様は、 日々の生活の中でそれぞれに必要な課題を与えて下さいます。その人その人に、必要だからこそ課題としてご修行を与えて下さるのですから、目の前の課題から逃げようとしても、それは先延ばしにするだけのことです。

ご修行の意味が分からないと、「なぜこんなご修行をしなければならないのか」というような思いになるようなこともあるかもしれません。そうではなくて、神様が与えて下さる課題を「有難うございます。どうぞめぐりのお取り払いを頂き、このご修行を通しておかげを頂けますように」とお願いさせて頂きながら、有り難く受けきらせて頂くことによって、周囲が助かり自分も助かって、より一層お役に立つ人間に成長させて頂くことが出来るのです。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:00 | 平成29年の「み教え」