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2016年12月02日

●反省と改まり

『研きても なほ研きても研きても さびてはてなき わがこころかな』(安武松太郎師のご詠歌)
自分では「磨いてます」と言っていても、次から次へと錆びていくのが私達人間の心であり、誰しもが持ち合わせているものです。ですから、常に自分自身を見直さなければなりません。日々そのように見直し・聞き直し・考え直しをさせて頂くのがご信心です。

★例えば、生まれたての赤ん坊や子供には弱いところがありますね。私は耳が弱く両耳とも中耳炎にかかり、難聴になったことがあります。既に治して頂いてはいるのですが、やはり弱いというところは残っているのです。先年、耳鼻科に行き聴力検査をして頂きましたら、「一般の方よりも聴力が劣っています」と診断して頂きました。自分では聞こえているつもりでしたが、確かに聞こえにくいこともあるようです。

★それと同じように各人には心の中にも弱いところはあるのです。特に小さい時に指摘して頂いていたところなどは、何十年経ってもなかなか克服出来ていないものです。そうした自分自身の弱いところを分からせて頂かなければ上達はいたしません。客観的に見て頂いて「あなたはここが弱いですよ」と教えて頂きますことは実は有難いことです。自覚して一生懸命稽古をさせて頂かないことには、克服出来てゆかないのです。「無くて七癖」と言いますが、二代教会長先生は「癖は七癖どころか四十九くらいありますよ」と仰っておられました。たくさんあるということを表現しておられるのですが、悪癖・悪習慣というのは、意識してお願いして改善させて頂かなければ、なかなか改まることが出来ないものです。

★本気になって改まりを願わなければなりません。何のために改まりを願うのでしょうか。それは願いが成就させて頂けるためにです。さらには成長して、一段一段向上させて頂き、神様のみ教えに近づかせて頂き、本物に近づくために改まりを願うのです。

★それはみ教えに基づいて見直しをさせて頂かなければ分からないのです。「あれは他人事だ」と思っているから、なかなか聞けないのです。他人事ではないのです。「自分自身のことだなあ」というように受け取らせて頂くのが、常にみ教えを頂く心になって、受け物を一生懸命作ろうとする人の姿です。一年の締めくくりは「反省」と「改まり」です。この12月、反省と改まりを申す稽古をさせて頂き、来年を有難い一年にさせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:03 | 平成28年の「み教え」