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2016年11月25日

●良い手本になる信心

 『一粒万倍といおうが。一人がおかげを受けたので千人も万人もおかげを受けるようになるから、よい手本になるような信心をせよ。』
★『一家の内に一人、本当にご信心な者があれば、一家はみな信心になる。一村に一軒、本当にご信心な家があれば、一村みんなおかげを受けるようになる。信心は一粒万倍じゃから、はじめに信心する者がよい種をまいておかねばならぬ』
★先日、熱心なご信者であられた土井徳松氏の年祭のお宅祭をお仕えさせて頂きました。土井氏は最初、西区で米穀商を営んでおられましたが、戦災に遭われ、奈良に移られました。全くの素人が一から農業を始められたのですが、新参者に教えてくれる人はいなかったそうです。ですから、稲作、畑作(スイカ・大根等)、果樹園の農作業の上に大変なご苦労をなさいました。土井氏は自分自身で神様とお約束されたことを守り通され、農作業が終わって帰られますと、必ず自宅の御神前に座って大祓詞10巻奏上されてから食事を頂いておられました。その熱烈なご信心に神様がお応え下さり、作物の上に次々とおかげを頂いてゆかれたのです。

★ある時には、たくさんのスズメが田んぼに実った稲穂を食べに来るので困られたのでした。土井氏は、御礼と御詫びを申し上げた後にどのように神様にお願いなさったかというと、「スズメも立ち行かなければなりませんので、どうぞスズメにも餌を与えてやって下さい。」とお願いなさったのです。そうしますと、隣の松林にたくさんの虫が発生し、今まで稲穂を食べていたスズメがその松林の虫を食べてくれ、お米も無事収穫させて頂くことが出来られたのでした。普通であれば、スズメに稲穂を食べられたら、スズメに腹を立ててしまいがちですが、そこをスズメの立ち行きをお願いなされたのです。そのように有難い信心のお徳を頂いておられましたので、周囲の方々が次々と一緒に参拝され、おかげを受けられるようになってゆかれました。

★我情我欲をお取払い頂いて、愚痴不足を言わず思わず、全て神様にお預けし、今与えて頂いている仕事に打ち込ませて頂かれたからこそ、万事にご都合お繰り合わせを頂かれたのですね。私達も良い手本になるような信心をさせて頂きたいものです。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:41 | 平成28年の「み教え」