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2016年11月17日

●本物にならせて頂くように

 戦後間もなく、あるご婦人がどなたにお導きされた訳でもなく、門の提灯を見られて訪ねて来られました。お結界で三代教会長伊藤良三師に、「私の主人が何処に居るのか分かりません。主人の居所を占って頂けませんか。」と尋ねられたのです。良三師が事情をお伺いにりますと、元々近くに住んでおられたのですが、戦争でその方は子どもを連れて疎開し、ご主人は家に残られました。終戦後1年程経ってから帰るとご主人が居なくなっており、親戚の家を転々としながらご主人を捜しておられるということでした。

★良三師は夫婦共に内地に居ながら離れ離れになられたことや終戦後1年間も自宅へ帰られなかったことを不思議に思われ、さらに事情をお尋ねになると、「実は、主人は何らかの病気にかかっておりドイツ語で書かれたおかしな薬を飲んでいましたが、それを隠していたので主人を信用できなくなってしまい仲が悪くなっていたのです。」とその方は話されたのでした。それをお聞きになった良三師は、「ご主人が病気にかかられているのなら、しっかりと支えて家老としての働きをさせて頂くのが本物の奥さんであるのに、それが出来られていない。改まって本物の奥さんにならせて頂けるようにお願いしなさい。教会は占いをする所ではなくお願いをする所です。ご主人の居所が分かるように神様のお徳におすがりしなさい。神様を信じて疑わないようにしなさい。」とみ教えをなさったのでした。

★その直後、ご婦人は教会を出られて帰り道に駅の陸橋を歩いておられると、おじさんに出会われました。ご主人を捜していることをお話しなさると、なんとおじさんは直前に駅の構内でご主人を見かけておられたのです。また後に、ご主人の家も見つかり家の前でじっと待っておられると、ご主人が帰って来られ、とうとう会うことが出来られたのでした。

★夫は夫として、妻は妻として、親は親として、子供は子供として本物にならせて頂けるように願い続けていくのがお道の信心をさせて頂いている私達の生活です。私達も神様の目からご覧になられて本物の氏子にならせて頂かなければなりません。何事もご祈念を先にさせて頂き本物の信心をさせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:43 | 平成28年の「み教え」