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2016年11月04日

●真心からのお供え

 池田太市氏は、吉井町から甘木教会へ参拝なさる途中、筑後川を渡って参拝されていました。ある日、生きた鯉をお供えさせて頂こうと、藁で縛って下げ持っておられたのです。川を渡られる際に渡し船に乗って、鯉が元気になるだろうと船べりから水につけたところ鯉が逃げてしまったのでした。ところが、太市氏は船頭さんにお願いをしてもう一度鯉が逃げたであろう所まで戻られたのです。すると、川の流れがあるにもかかわらず、その鯉が逃げたその場所にとどまって水面から一尺ほどの所にいるのを見つけたのでした。そして、無事に甘木教会へお供えさせて頂くことが出来られた時に、安武先生が心を込めて「御供えさせて頂きたいというあなたの真心が神様に届いていたのです。」と仰って下さったのでした。

★御大祭に向けて御用をさせて頂きますが、手足を使った御用を通して労力や時間をお供えさせて頂くのです。そういったお供えも品物のお供えをさせて頂く時も、真心が大切です。

★「管子」の中に、『四体(したい)既に正しく、血気既に静かなれば、一意専心、耳目淫(じもくいん)ならず。』という言葉があります。これは、「身体を健全に姿勢を整えて、はやる気を抑えて冷静になって、一つの事に精神を集中すると、他のくだらないことは耳にも目にも入らなくなる。」という意味です。また、『明鏡止水』という言葉があります。「明鏡」は、一点の曇りもない、よく映る鏡のことで、「止水」とは、流れずに静かにとどまって、澄んだ水面は景色がよく写ります。曇りの無い鏡と澄んだ水面のように、。安らかに落ち着いた心境を言います。

★教祖様は『おかげは和賀心(和らぎ喜ぶ心)にあり』と表現して下さっております。和らぐ…波立っているものがスーッと穏やかになって正しく物事が写ること。喜ぶ…神様に通じて喜びがさらに喜びを生んで、毎日喜びに満ち満ちてお礼の心で生活させて頂けますと、神様に通じてゆきます。

★心が波立っていると落ち着いて御祈念も出来ませんし、物事にも集中できません。さらには今自分が何をしなければいけないかということさえも見えなくなってしまいます。そうしますと日々結構な生活にもなりませんし、結構な御用にもなりません。不安や心配に捉われたり、怒りで心をかき乱されないよう、真心を込めて一心に御用させて頂き、1週間後の御大祭までに、さらには来年の開教95年の記念大祭に向けてしっかりと家中が心を揃えて共々に真心から仕えさせて頂ける有難い御大祭にさせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:41 | 平成28年の「み教え」