金光教阿倍野教会ページ内リンク


2016年10月07日

●おかげの中で生かされて

 先日お礼届けをなさった方がおられました。その方のお母さんがクモ膜下出血の症状が出たので、先月中旬に緊急で入院され手術なさいました。その手術は無事終了したのですが、その後に水頭症(脳圧が高くなり、体液が…)になっているとのことで、管を入れる手術もなさったのですが、その後なかなか意識が回復なさらなかったそうです。自発呼吸が弱い状態とのことで、鼻から肺へ酸素管を入れていましたが、3週間が経ち医師から「感染症になる恐れがあるから、管を抜きたい」と言われたのです。しかし「管を抜くと自発呼吸がしっかりと出来ていなければ、命に関わりますから、気管切開をしたいので承諾書を書いて下さい。」とも言われました。

★家族は、お母さんの反応が全くありませんから、このまま体中に管をつけて意識もはっきりしない中、命をただ長引かせるのは…、でももう少し経てば意識も回復するかも…、その可能性があるなら積極的に治療したいが、可能性が低ければ苦しめるだけでは…と悩み、お届けに来られました。

★「一分一秒でも一日でも長く生かして頂けますように。そこをお願いしながら、後のことは神様にお任せするしかありません。まだ3週間しか経っていないのですから、前向きに考えていくのがよろしいでしょう。命を永らえて頂けるのに治療を止めるのは命を縮めてしまうことになりかねません。ここはしっかりとおかげを頂かねばならないところですよ。」とお話しさせて頂いていたのでした。

★そうお話しさせて頂いた日に、気管切開の手術の承諾書を書いて渡そうと思われて病院に行かれたところ、看護師の方から「お母さんが反応なさいましたよ。管を抜いて自発呼吸しておられますよ。」と聞き、病室に駆けつけて「お母さん!」と呼ばれると返事が返ってきたそうです。

★おかげを頂いていることの実感が大切です。「病気になってから、初めて健康の有難さが分かりました」とか「家事になりかけて煙だけで済ませて頂きました、有難うございます」ということはもちろんおかげを頂いて有難いことですが、一番有難いのは今日何も心配なしに朝を迎えさせて頂いたということが一番有難いのです。おかげの中で日々生活させて頂いています。日々有難さを忘れずにみ教えを一生懸命頂いて、自分の心を改め磨くことを心掛け、ご信心させて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

金光教阿倍野教会 公式ホームページへ◆
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:38 | 平成28年の「み教え」