金光教阿倍野教会ページ内リンク


2016年09月05日

●未来を開くご信心

 教会の最寄りの東天下茶屋の駅の近くで寿司屋を営んでおられ、結婚後20年経って初めて子宝を頂かれた木下さんというお方がありました。その息子さんが成人された時には、戦後の事で寿司屋が出来なくなっており、「先生、父は亡くなりました。父の跡を継ぎ、商売をさせて頂きたいと考えておりましたが、戦争で出来なくなりました。今はある会社でボイラー炊きの仕事をしております。いつまでもこんなことをしていてよいのか、今している仕事が何の役に立つのか、と疑問に思うのです。私はどうさせて頂いたらよろしいでしょうか?」とお結界でお届けなさったのでした。

★三代教会長先生は「どうぞお父さんのしておられた商売をさせて下さい、と神様にお願いさせて頂きましょう。そして神様から与えて頂いている今の仕事を大切にして、最大限の実意を込めて打ち込んでさせて頂きなさい。ボイラーを炊く仕事と、将来の自分の仕事とは何の関係もないと思い易いけれども、神様から『この氏子の願いなら聞き届けてやろう』と思って頂けるような仕事ぶりになることこそ、実意を込めたお願いとなるのです。」とみ教え下さったのです。

★み教え通りに一生懸命に仕事をさせて頂いておりましたら、「店を持ちませんか?」と声をかけて頂かれ頂かれ、自分の手持ちの資金で買わせて頂くことが出来、看板も自身で書いて準備を整えられましたら繁盛して、さらに目抜き通りの良い場所に、立派な店を持たせて頂くというおかげを頂かれたのでした。

★もし、自分自身に与えて頂いている仕事に不足を言って日々を過ごしていたら、不幸せを生む因になってしまいます。人の仕事がうらやましく思えて、自分の仕事がつまらなく思って「なぜ自分だけ…」と思っていましたら、それは見る方向が間違っているのです。有難いこと・喜ばせて頂けることをしっかりと探させて頂いて「こんなに有難い仕事は他にない」と思わせて頂く稽古をさせて頂くのです。そうして毎日喜んで家業を努めさせて頂きましたら、それが徳積みとなるのです。そして今日の信心が未来を開いていくのです。共々に「家業の行」と心得ておかげを蒙らせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

金光教阿倍野教会 公式ホームページへ◆
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:45 | 平成28年の「み教え」