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2016年07月22日

●おかげ日を大切に

7月20日にあるご家族が、「今日は我が家の命のおかげ日です。」とお礼のお届けされました。

★ご主人は、電気工事の仕事をされていました。今から28年前の昭和63年7月20日、電線を入線中に220Vの電圧線に接触し、感電してしまわれたのです。15分間心肺が停止し、救急搬送して頂いた病院で心臓マッサージを受けられ心肺も動き出しましたが、意識不明の重体となられたのでした。

医師からは、「このまま意識が戻らなければ命の危険があります。また、意識が戻っても重い後遺症が残る可能性があります」との診断を受けられました。それでもご家族は諦めることなく神様におすがりなさり、奇跡的とも言える回復のおかげを頂かれ、二週間で退院させて頂かれました。

★しかし、記憶障害の後遺症がしばらく続き、時々痙攣も起こり、思うように働けない日々が続かれました。一年前に自宅を新築したローンもあり、子供二人はまだ小学生でした。不安と苛立ちから、ご主人は3度も自殺未遂を計り、奥様はとにかく今日一日、今日一日を無事に過ごさせて頂けるよう神様に必死でおすがりなさり、気の抜けない日々を送られました。

★そうした日々を積み重ねられて、13年後、労災の医療補助を受けるのを止めて欲しいと、労働基準監督署から連絡がありました。奥様が、言われた通りに手続きをなさいますと、代わりに会社から補償金を出して頂けることになりました。

それと同時期に、借地であった自宅の土地が、以前の半値で売りに出されることになり、無理なく購入させて頂ける大みかげを頂かれたのです。

★事故当時は、小学生だったお子さんも、それぞれ独立して家庭も持たれ、ご主人は事故を機に正社員となって厚生年金に入れて頂いたおかげで、退職後も安心のおかげを頂かれました。後で振り返ってみますと、すべてがおかげの中に、有り難い方向に導いて頂いたことを実感なさったということです。事故から28年経った今日ではお孫さんも頂かれ、繁盛のおかげを頂いておられます。

★皆それぞれに「おかげ日」というものがあります。もしそのおかげを頂いていなければ、人生が大きく変わっていたかもしれませんし、今の自分の生活は成立しないかもしれません。つまり、おかげ日を忘れることは、自分自身を忘れるも同然なのです。

しかし、普段の忙しい生活に追われ、そのおかげを忘れたかのような生き方になってしまいがちです。これまで自分自身や家族に頂いてきたおかげを忘れず、有難さを忘れずに、御礼に満ちた生活をさせて頂くことが大切ですね。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:33 | 平成28年の「み教え」