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2016年07月21日

●真のお詫び、真の改まり 

 先日、16日の婦人会例会でおかげ話をなさった松本氏は、以前に医療事務のお仕事をなさっておられたのですが、その職場で大変厳しい看護師さんがおられたそうです。部署内の関係も悪く、会話もほとんど無い状態でした。その方には仕事上必要最低限なことを聞いても答えてくれず、また問題が起きると全て松本氏の責任にさせられ、さらに患者さんの前で必要以上に怒鳴られる等、毎日耐え難い気持ちで出勤なさっていました。

★ある日の朝参りで、三代教会長先生のお説教の中で『自分のことになってくると仲々わからぬものじゃが、そういう時には、金光様はどうなさったじゃろうか、どうなさるじゃろうか、おかげを蒙っておる者はどうしたらよいじゃろうか、と考えたらすぐに合点がゆく。』というみ教えを拝読され、そのみ教えを聴かれた松本氏は、ふと「前の親先生ならどう考えられるだろうか」と考えられました。早速すがる思いで伊藤コウ師教話集を開かれますと、パッと心に残る文字が目に飛び込んできたのでした。

1つ目が「心配り」という文字であり、「私は心配りが足らないのだ」と気付かれたそうです。次に「覚悟」という文字が目に入り、「現在与えられている環境でやっていこうという覚悟が出来ていないのだ」と気付かれ、昨日まであんなに悩み苦しんでいたのが、このみ教えによって心が定まり、同じ事をされても捉え方が変わってきたのでした。そしてそれをお願いに変えられ、そこからその方に対して一心に心配りをされて仕事をなさったのでした。

★すると三年後、その方が定年退職されるとき「あなたのような人と一緒に仕事が出来て良かった」と言って下さるまでに関係は改善されたのです。また、他の部署の看護師さんから「あなたはあれだけひどいことを言われたのに、よく許す心になれましたね」と言われたのですが、松本氏は「許すとかそんなことは全く思わず、この方のおかげでお取次ぎを頂いてみ教えを頂くことに真剣になることが出来て、この方は私にとって恩人だと思わせて頂けるようになっておりました。」と話されたのでした。さらに、その厳しい看護師さんに認めて頂いたおかげで先生方からも信頼され、病院内でも一番円満な部署に変わっていかれたということです。

★心の底から「自分自身が至らないなあ」と悟らせて頂きますと、真のお詫びが出来てゆくのです。そこから真のお礼が申せるようになり、そしてそれが真の改まりに繋がってゆくのです。そのような心持ちにならせて頂きますと、人に対して「あれもこうしてくれ、これもこうしてくれ。」と周囲の人にばかり求める「してくれ病」「くれない病」には決してなりませんね。今与えて頂いている環境を喜び、覚悟を持って「自分自身の役割を全うさせて頂けますように」とお願いしておりますと、一段一段進ませて頂くことが出来るのです。


【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:45 | 平成28年の「み教え」