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2016年07月05日

●本心の成長

 先日、NHKの番組でパラリンピックの選手についての報道を見せて頂きました。ロンドン・パラリンピック陸上男子100メートルの金メダリスト、ドイツのハインリッヒ・ポポフ選手は、8歳の時に左足に骨肉腫を発症し、「生存率はほぼゼロ」と診断されて、命と引き換えに左膝関節から切断しました。ポポフ選手は、義足を作って下さった技術士さんに指導を受け、歩幅を一定にして真っ直ぐに足を前に出す練習を地道に積み重ねてゆかれました。そして、少しずつ走れるようになったのです。13歳の時に陸上を始め、17歳でパラリンピックの陸上競技に出場するため、スポーツ用の義足をつけられました。スポーツ用の義足は、日常用の義足より速く走れるのですが、義足の反発力を受け止めるだけの技術も筋力もなければ速く走れないそうです。義足をつけて全速力で走るだけの日々全身の筋力をつけるトレーニングなど、日々厳しい練習を諦めず重ねた結果、現在プロとしてのトップアスリートとなって世界で活躍しておられます。

★ポポフ選手は番組の最後に「私は、病気のために失った膝関節から下の足を神様に返して下さいとは言いません。神様が返してやろうと言っても断ります。障害は、まさに神様からの贈り物です。かけがえのない修行を一生の間にさせてもらえるきっかけでありました。義足を使って走れるようになるまで、色々な方と出会い、自分の身体の筋力を鍛えることができ、幸せでした。」と言われたのです。私は、それを見せて頂き、大変素晴らしい考え方であられるなあと感動いたしました。ぜひ今後も活躍なさることをご祈念しながら注目してゆきたいと思わせて頂いております。

★三代教会長先生がご自身の戒めとしておられた心構えとして『天は私に必要以外の何ものも与えず、長い人生に遭遇する一切の経験は皆自分の本心の成長の為にあって、無駄なことは何一つない。敢然として試練に堪えよ。たとえそれが天災や病気や怪我であっても或いはあらぬ中傷であっても、また気の進まぬ仕事であったとしても何事も御神意と受け取り困難を困難とせず明るく生き抜く覚悟を以ってせよ。』と仰っておられます。

★今与えて頂いている環境、仕事を喜ばずして、一体何が生まれるでしょうか。現在与えて頂いているすべてを喜び、有難く受け切ってゆくことが、神様よりそれぞれに頂いている尊い本心を研いてゆくこととなり、心も身体も元気でお役に立つ働きがさせて頂くことが出来るのです。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:46 | 平成28年の「み教え」