金光教阿倍野教会ページ内リンク


2016年06月16日

●『昨日を忘れ 今日を喜び 明日を楽しめ』

二代教会長伊藤コウ師のことを「泥棒」だと言ってふれ回った人がありました。それが、あろうことか修行生の一人だったのです。

★その話が親教会にまで伝わり、当時の教会長であられた吉田新太郎先生が伊藤コウ師をお呼びになり、事情を説明するということになられたそうです。しかしコウ師は、一切弁明するようなことをおっしゃらず、「この度は、わざわざお時間を頂き有難うございました。

全て私の不徳の致す所でございます。真に申し訳ございません。」とお詫びだけを丁寧に申されたのでした。

★後に、その件が事実無根のことだと分かったのでしたが、コウ師は相手を責めるようなことは一切なさいませんでした。それどころか、「あの人は、もっと自分に親切にして欲しい、もっと自分に気を使って欲しいとそればかり思っているのです。

それをこちらが汲み取ることが出来なかったのが、私の至らなかったところですから、どうぞしっかりとあの修行生が育ちますようにお願いさせて頂きます」と仰ってその修行生の立ち行きを願い続けられ、ご布教が出来られるように準備をなさったのでした。

★さらにはその方が良縁を頂かれるように尽力なさり、お嫁さんを探されたのでした。そして、そのお嫁さんになられる方に対して「是非ともこのご縁の成就のおかげを頂いて下さい。どうぞ宜しくお願い致します」と手を付いてお願いなさったのでした。

★『昨日を忘れ 今日を喜び 明日を楽しめ』とみ教え頂いております通り、昨日のことに捉われておりますと、今日から新しいものを生み出すということにはなりません。過去のことは神様にお任せすれば良いのです。今月今日の信心を一生懸命にさせて頂きましたら、過去一切が救われていくのです。今日という日は過去一切を含んだ今日であります。

また、今日からの生き方というものによって未来を良き方向へ導いてゆくことも出来るのです。ですから今日一日、今日一日、信心に基づいて一心に目の前のことに打ち込み、過去のことに捉われず、今日お命を頂いていることを喜んで、明日を楽しみにお願いをさせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

金光教阿倍野教会 公式ホームページへ◆
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:38 | 平成28年の「み教え」