金光教阿倍野教会ページ内リンク


2016年05月23日

●人や物を大切に

 私が金光教学院の御修行を終えて教会へ戻らせて頂いた時の事です。三代教会長先生と共に住宅の屋根裏の物置を整理させて頂いたことがありました。その物置に二代教会長・伊藤コウ師のご母堂、伊藤ハル氏のご時代から使っておられたタンスなどが置いてありました。その中にハル氏が嫁入り道具として持参なさった鏡台がバラバラになって置いてあったのでした。それを使わせて頂くことを三代教会長先生にお許しを願いましたら、「それは有り難いことです。ご隠居様が大変お喜びのことでしょう」とお許し下さったのです。それを木工用ボンドで組み合わせますと、元通りに使用させて頂くことが出来、現在まで毎日使わせて頂いております。

★阿倍野教会では、初代教会長先生が御布教なされた当初から、お説教の演台は実に93年以上も同じものを使わせて頂いております。初代、二代、三代教会長先生と長きに亘って、力を込めて説き続けて下さったその熱き心を感じ取ることが出来ます。阿倍野教会にとっては大切な宝物です。その天板の無垢の一枚板には力を込めて説かれる為に、両手の親指の爪の跡が刻まれています。そうした精神を失わないように大切にしながら、毎日の四回のお説教時に今日も現役で使わせて頂いております。

★喜んで使わせて頂いておりますと、物も喜びます。物が喜ぶということは、鏡台を伊藤の家に嫁入り道具として持参されたハル氏が喜ばれることに、また、演台を使い始められた初代教会長先生も喜ばれることに繋がるのです。物をおろそかにすると人の働きをおろそかにすることになり、天地のお働きをおろそかにすることになります。人や物を大切にさせて頂いて、神様からも人からも信頼して頂ける生き方をさせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

金光教阿倍野教会 公式ホームページへ◆
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:33 | 平成28年の「み教え」