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2016年05月18日

●元を忘れない生き方 

 昭和の初め頃、植田氏というお方が阿倍野教会にお導きを頂かれ、子供の病気全快とセルロイドの製品の工場の立ち行きとを願って、熱心に日参と聴教に励んでおられました。セルロイドという材料は保存の仕方を誤ると自然発火してしまうそうで、入信以前、この工場は三度も火事を出し、三度目の火事では三人の従業員が亡くなられ、多額の借金を抱えておられたのでした。

★植田氏は日々のみ教えを拝聴するたびに、有難く胸につき刺さるような思いになり、涙があふれてきて泣き伏してしまわれるほどの頂きようでした。なぜならみ教えを頂くことによって、それまでの自分の考え方、生き方がいかに間違っていたかを悟られたからでした。そこで心配を神様にお預けし、必死におすがりなさって立ち行きを願われたのでした。

★家族内では、奥様たった一人で教会に参拝なさっておられましたが、毎月お宅祭を仕えられるようになられ、ご主人や従業員の方と共にみ教えを頂く機会をつくられたのでした。ところが初めのうちは、ご主人と従業員の方はお祭りの最中も外で煙草を吸い、全く聞く耳を持たれませんでした。しかし、お宅祭の回数を重ねるたびに、み教えの有難さが伝わり、ご主人も拝まれるようになって、従業員の方も正装してお祭りを拝まれるまでに変わられたのでした。

★そして、工場全体、家族全体がみ教えに沿って改まらせて頂くことが出来られ、植田の家の霊様だけでなく、火事で亡くなられた三人の従業員の霊神様をお祀りされて霊祭を仕えさせて頂くまでにおかげを頂かれました。すると、工場は拡張し繁盛されて立ち行くようになられたのです。現在も子孫の方々が御礼のご信心を変わらずに続けておられます。大切なことは、元を忘れない生き方であるのですね。

★『おかげを受けるのに巧者がある。誰でもおかげを頂いたらその有難いという事をいつまでも忘れないようにせよ。それを忘れたらもういけない。あとのおかげを頂けない。それさえ忘れなければ、おかげは思うように頂ける。』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:38 | 平成28年の「み教え」