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2016年03月19日

●仕返しする心を取る 

 近頃は、交通事故が起きた時に、お互い紳士的に落ち着いた話し合いが出来ないで、すぐに感情的になってけんかをしてしまったり、「謝った方が損をするから謝らない」と吹き込まれたり、無理やりに手前勝手な法外要求をしてしまう風潮があるそうです。しかし、どこで被害者になるやら、加害者になるやら分からない世の中です。双方が立ち行くことを願わせて頂き実意丁寧親切に対応することをこのお道では教えて頂いています。

★先日のみかげ会総会で、岸本氏が事故に遭われた時のお話をして下さいました。平成21年、11月のある朝、ご家族3人が車に乗って中央市場に向かわれていた際に、交差点で北向きに信号待ちをしていますと、後ろから居眠り運転のトラックに衝突されたのです。車のトランクがぺしゃんこになって潰れてしまうほどの衝撃で、交差点の真ん中まで車が飛び出してしまったほどでした。かろうじてドアが開き、ご家族の方々が外に出られましたが、有難いことに東西方向に車が通っておらず、二次災害が起こることはありませんでした。相手のトラックの運転手に対しても、所属しておられる会社に対しても紳士的な対応をさせて頂かれ、無理な要求をせずに円満に解決させて頂かれたのです。

すると後日、中央市場の中で事故が起こりました。岸本氏の会社社員の方が使用中の電動の荷車がよそのトラックに接触事故を起こしてしまったのです。そのトラックの会社にお詫びの連絡をされますと、なんとその会社は以前に交通事故を起こしたトラックの会社だったのでした。先方の社長さんが「全く問題ありません。以前にこちらもお世話になっておりますので、御心配なさらないで下さい。」と仰って下さったそうです。

★仕返しをする心を持たずに、岸本氏が先方に実意丁寧な対応をされたので、次に事が起こってきた時に、紳士的な対応をして頂くことが出来たのです。自身が出すところのプラスのエネルギーもマイナスのエネルギーも、どちらもそのまま自分に返って来ます。「仕返しをする心を取る」ということが大切なのですね。

★『世の人がかれこれと言うのを、気にかけるな。人の口に戸は閉てられぬ。障子一重されままならぬ人の身の上じゃないか。先のことが何でわかろうぞ。負けて勝てい。すべて、物事はひかえ目にして時節を待てい』

『あれがこうしたからこうしてやった、としっぺ返しをしたことを手柄を立てたように言うたり、こう言うたからこう言うてやった、というて仕返しをしたことを偉いことをしたように言うたりする者があるが、御信心する者はしっぺ返しをしたり仕返しをしてはならん。おかげを受けておる者はお礼返しをせよ』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:50 | 平成28年の「み教え」