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2016年03月08日

●たらいの信心

 交通や伝達の手段が整い世の中が便利になってきますと、早さ・手軽さを追求するあまり、有難さが薄れてしまうことがあります。御本部参拝も便利になって速く移動出来るようになりましたら「帰ってからあれも出来る、これも出来る」と他の事を考え邪念が入るようになり、その日の参拝が純粋に真心からのものでなくなってしまう恐れが出てきます。丁寧に心を込めて手紙を書くことさえも、その手間を省いてしまい電子機器での連絡で済ませていく内に、だんだんと実意丁寧な在り方が失われてしまうこともその一つです。遠方でもありませんのに、教会への用事をFAXやメールで済ませようとしますと、自ら足を運んでお参りさせて頂いたり、み教えを頂くことを省略するようになります。そうしていく内に、信心が抜けていってしまうのです。

★自分自身が手足を動かし心を配り、実意丁寧にさせて頂くことが身に付いてゆき、また自分に返ってきます。それは人に対しても同じ事です。自分自身が人に対して親切丁寧を尽くさせて頂きますと、それがまた自分に返ってくるのです。その手間ひまを省いてしまいますと、面倒くささだけが相手に伝わってしまい、人に助かって頂くことが出来ません。

★このお道では『たらいの信心』とみ教えて頂いています。たらいに水を入れて向こうへ向こうへと水をやると、向こう側に当たって返ってきます。こちらの方へと取り込もうとすると、向こうへ返ってしまいます。相手の事を先に考えて行動させて頂きますと、その人からではなく他所から返ってくるのです。

★また、片岡次郎四郎師は『骨折り損のくたびれもうけという事があるけれど、信心するものは、まるもうけじゃ』とみ教えを下さっています。せっかく人の事を思って尽くさせて頂いたのに、良い反応が返ってこなければ損をしたように思えますが、そうではないのです。損得や効率は少し横に置いて、人や物事に対して実意丁寧を尽くさせて頂きますと、その有難さが通じてゆくのですね。

★本日は、昼2時よりみかげ会総会が開催されます。ご家族揃って参拝させて頂き、おかげを頂く受け物を作らせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:46 | 平成28年の「み教え」