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2015年12月02日

●見る範囲、知る範囲を広げてゆく

 私の娘が1才になる前に、60pほど落差のある玄関の土間から落ち、左腕を骨折しました。事情を聞きますと、家内が夕飯の支度をしている際、土間に下りた家内の後をついて行って、落ちてしまったということでした。

★家内の監督不行届きを責める心を抑えつつ、火のついたように泣く娘を連れて、家族三人で自宅のご神殿で御祈念させて頂きました。日々の御礼とお詫びを申し上げた際、「只今は妻の監督不行届きで…」と心で申し上げた途端に、「お前はどうか…?」と、神様が心に話しかけられました。「その時私は記念館で子供会の御用をさせて頂いておりましたので…」と申し上げると、再び間髪いれずに「お前はどうか…?」と心に話しかけられたのでした。

★そこで初めて気が付かせて頂いたのは、娘が這い始めた頃から、土間に面した廊下に柵を設けなければならないと思いつつも、「倉庫の一番奥から大きな柵を出すのはなかなか大変だなあ」と思いながら先延ばしにしてきたことでした。そのことに気が付かせて頂いた時に、心の底から「私が一番不行き届きでありました。申し訳ございません」とお詫びを申すことが出来、「どうぞ娘の怪我が大事無く治らせて頂けますように」と、心静かにお願いさせて頂くことが出来たのでした。病院でレントゲンをとって頂きますと、娘の左腕は単純骨折でしたので、以前と変わらないようにきれいに治るとの有り難い診断でした。

★早速、三代教会長先生に御報告させて頂きますと、「それは良かったなあ。私はあの子が鉛筆を持つのも左、スプーンを持つのも左であることを前々から気になっていました。私は左利きだったために、右利きに直すのに大変苦労したので、どうぞ右利きになりますようにとお願いしてたのですよ」と仰られたのでした。親である私達は、娘が左利きであることについて、もちろんお願いもしておりませんでした。

★出来てきたことにお礼を申し、先々のことをお願いさせて頂けるということは、常に神様に心が向けておりませんと出来ません。そして、日々意識している範囲が狭いと、目に見える範囲も知る範囲も少ないのです。信心が進ませて頂きますと、より意識が向上し、目に見える範囲、知る範囲、祈る範囲が広くなってゆくのです。

★『信心すれば目に見えるおかげより目に見えないおかげが多い。知ったおかげより知らぬおかげが多いぞ。後で考えてあれもおかげであったこれもおかげであったということがわかるようになる。そうなれば本当の信者じゃ。』

★いよいよ師走を迎えさせて頂き、平成27年締めくくりの月を迎えさせて頂きました。「一年の計は元旦にあり」と言われておりますが、二代教会長伊藤コウ師は「一年の計は前の年の年末にあり」と教えて頂いております。この一ヶ月間、見える範囲、分かる範囲が広がってゆきますように、信心を進めさせて頂きましょう。そして、新年はどのような一年にさせて頂きたいかをしっかりと考えさせて頂き、願いを新たにすることで正月元日から良いスタートを切らせて頂けることになるのです。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:42 | 平成27年の「み教え」