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2021年10月16日

●全てを生かしていく

このお道は、「全てを生かしていく道」と教えて頂いております。「全てを生かす」とは、「自分を生かす」・「物を生かす」・「人を生かす」・「土地を生かす」・「家を生かす」・「時間を生かす」等々・・・のことで、それらを生かしていくことによって、天地のお徳を現わす生き生きとした働きに繋がってゆく、ということを教えて頂いております。

★阿倍野教会では、初代教会長先生が御布教なされた当初から、お説教の演台は実に99年に亘って、同じものを使わせて頂いております。ご信者皆様がおかげを頂いてこられた内容を、全てによく見聞きしてくれていることでしょう。初代、二代、三代教会長先生と長きに亘って、力を込めて説き続けて下さった、その熱き心を感じ取ることが出来ます。阿倍野教会にとっては、大切な宝物です。天板の無垢の一枚板には、力を込めて説かれる為に、両手の親指の爪の跡が刻まれています。そうした精神を失わないように大切にしながら、毎日の4回のお説教時に、今日も現役で使わせて頂いております。

★私が結婚後、住宅の屋根裏の物置を整理させて頂いておりましたら、二代教会長・伊藤コウ師のご母堂、伊藤ハル氏のご時代に使っておられたタンスなどが置いてありました。その中に、ハル氏が嫁入り道具として持参なさった鏡台が、バラバラになって置いてあったのでした。それを使わせて頂くことを、三代教会長先生にお許しを願いましたら、「それは有難いことです。ご隠居様が大変お喜びのことでしょう。」とお許し下さったのです。それを木工ボンドで組み合わせますと、元通りに使用させて頂くことが出来、現在まで30年以上毎日使わせて頂いております。

★私たちは、水・ガス・電気など全てに於いて、神様からのお恵みを頂いて生活させて頂いております。そのお恵みに対して、お礼を申しながら使わせて頂き、無駄のないように心掛けさせて頂きましょう。日々、油断なくみ教えを頂き、天地の道理、親神様のご恩をしっかりと分からせて頂くことが大切です。知らず知らずご無礼を重ねることのないように、ご恩を知り、ご恩に報いる信心生活にならせて頂けるよう、おかげを頂きたいと願っております。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:12 | 令和3年の「み教え」