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2021年09月11日

●準備万端にして時節を待つ

 二代教会長・伊藤コウ師は、戦後、ある教会の新築落成祝祭に参拝なされたことがありました。そのお教会は、空襲で教会が焼失するという憂き目に遭われ、そこから再興のおかげを頂かれて、教会の新築落成祝祭をお仕えになられたのでした。その時、コウ師は神様から、「焼けた教会が、こうして新築のおかげを頂いているのに、焼けてない教会がそのままの姿で良いのか・・・」と、問うて頂かれたのでした。

★そこでコウ師は、新しいお広前を建てさせて頂く為のお土地を買わせて頂けるよう、また、お広前のご建築が成就させて頂けるよう、強い願いを持たれたのでした。そうして、旧広前にほど近い、現在のお広前の土地を見つけられたのでしたが、当時地主さんは、土地を売る気が全くあられませんでした。

★コウ師は、神様に願い続けられ、時節を待たれました。代理で地主さんに交渉して下さる方が何人かおられたそうですが、皆さんがあまりにも熱心に頼まれるので、遂に地主さんが、ある条件を提示してこられたのです。それは、金融機関も全て開いていない土曜日の昼から、その日のある時間までに現金を揃えて持ってくるように、ということでした。無理難題と言わざるを得ない条件でしたが、その時、教会には、お賽銭のお金を金融機関に預けずに、貯めたものがあったのです。それは、三代教会長先生が軍服を着て、金融機関に預けに行かれたところ、戦後の荒廃した時代の為に、賽銭泥棒と疑われて、金融機関から預け入れを拒否される、ということがあった為でした。そのお金を全て集めると、丁度地主さんの提示してこられた額が揃い、お土地購入の大みかげを頂かれたのでした。

★「時節を待つ」ということは、何もせずに手をこまねいて、時が経つのを待つ、という事ではありません。お願いが成就するまで、神様に願い続けつつ、準備をしっかり進めていくということです。準備が出来ておりませんと、願い成就に向けて神様が色々と整えて下さったとしても、一番良いタイミングを取り外してしまいます。日々、生神金光大神様のお取次を頂き、強く確かな願いを持ち続けて、願い成就のおかげを頂きたいと思います。

★『神信心をすれば、何事にでも万事に行き届いた信心をせねば、十分なおかげは受けられぬぞ、と金光様は言うてござったから、ご信心する者は何事にでも、ご信心の心を配っておれよ。』『四季の変わりは人の力におよばぬことぞ。物事、時節に任せよ。』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:44 | 令和3年の「み教え」